米規制下の予測市場プラットフォーム「カルシ」が、ソラナを含む4種類の仮想通貨入金に対応。従来の銀行振込より高速な取引環境を提供開始。
米国で規制を受ける予測市場プラットフォームのKalshi(カルシ)は23日、新たにソラナ(SOL)による入金サポートを開始した。
これにより、同プラットフォームではビットコイン(BTC)、テザー(USDC)、ワールドコイン(WLD)と合わせた4種類の暗号資産(仮想通貨)で入金が可能となる。
カルシは従来、銀行振込やデビットカード、電信送金による入金に対応していた。 一方、仮想通貨オプションの拡充により取引速度が向上し、入金上限の柔軟性が確保された。
同社によれば、仮想通貨での入金は法定通貨による方法と比べ、より迅速に取引処理が完了するとのことだ。
今回のソラナ対応は、急成長するソラナエコシステムの勢いを取り込む狙いである。 カルシは競合の予測市場プラットフォーム「ポリマーケット」との競争激化を背景に、多様な仮想通貨ユーザーの獲得を目指している。
同プラットフォームでは、ビットコインやイーサリアム(ETH)の価格予測など、仮想通貨関連の契約取引が可能だ。 CFベンチマークス社のリアルタイム指数により、複数の取引所データが毎秒集約されている。
この仕組みにより、米商品先物取引委員会(CFTC)の規制要件に準拠した正確な価格指数が提供される。
カルシの取引量は着実に成長している。 月間取引量は1300万ドルに達しており、2024年10月には2600万ドルのピークを記録した。 この動向は、予測市場への関心が高まっていることを示している。
同社は信頼性の高いインフラパートナーとの提携を通じ、規制に準拠した安全な市場環境の構築を重視している。 今回のソラナ対応により、幅広いユーザー層への訴求力が強化され、仮想通貨フレンドリーなプラットフォームとしての地位確立を図る狙いである。
ソラナ現物ETF発行体は、SECの要請に応じ修正S-1フォームを提出。ステーキングや現物償還の開示を更新し、年内承認期待。
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