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ゲームストップ、513万ドル分のBTC購入|仮想通貨市場参加へ

29.05.2025 12:14 1 分で読了 Mika Kuramoto
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ゲームストップ、513万ドル分のBTC購入|仮想通貨市場参加へ

米ゲーム小売大手ゲームストップが28日、4710BTC(約513万ドル相当)の購入を発表。同社初の本格的な仮想通貨投資となった。

米ゲーム小売大手のゲームストップは28日、4710ビットコイン(BTC)を購入したと発表した

購入額は約513万ドル(約738億円)で、同社初の本格的な暗号資産(仮想通貨)投資となる。

この投資は、ゲームストップが今年3月に発表した戦略の一環として実行された。

同社は当時、ビットコインを財務準備資産として活用する方針を表明しており、購入資金には13億ドル規模の転換社債発行で調達した資金が充てられている。

物理店舗の苦境からの脱却を目指す

ゲームストップは近年、デジタルゲーム配信の普及により物理店舗での売上が低迷している。同社はこの状況を打開するため、代替投資への転換を模索してきた。

ビットコイン投資は、従来のゲーム小売事業から多角化を図る戦略の重要な要素となっている。

2021年には、個人投資家が主導した株価急騰で注目を集めた。

Redditのコミュニティ「ウォールストリートベッツ」の影響により、同社株価は1600%以上上昇した。しかし、その後は一貫した利益を確保できずにいた。

投資家の反応と今後の展望

ビットコイン購入の発表を受け、ゲームストップ株は28日のプレマーケット取引で2.6%上昇した。

発表前の30日間では株価が30%上昇しており、投資家の期待が高まっている状況が伺える。

トランプ政権下での仮想通貨に対する規制緩和の流れも、企業の仮想通貨投資を後押しする要因となっている。

他の企業でも類似の動きが見られ、2025年5月にはソフトウェア企業大手ストラテジー社のビットコイン総保有量が58万枚に達するなど、企業による仮想通貨投資が増加傾向にある。

ただし、ビットコインの価格変動リスクについて、一部の投資家は慎重な見方を示している。ゲームストップは今回の投資により、デジタル資産市場での新たな地位確立を目指している。

CryptoDnesで専属ライターとして暗号資産領域の記事を執筆中。2020年に仮想通貨投資を開始し、ビットコインやNFT、DeFiなど多様な分野での投資経験を積む。2025年1月にCryptoDnesのチームに加わる。

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