イーサリアム(ETH)財団の共同エグゼクティブディレクター、Tomasz K. Stańczak氏は14日、イーサリアムの簡略化された戦略的ロードマップを公開した。
このロードマップは、イーサリアムネットワークのスケーラビリティ、パフォーマンス、ユーザーエクスペリエンス(UX)の向上に焦点が当てられている。
yes, mostly this based on loads of convos
other things are secondary mostly (not because less important but should naturally happen as the result of the above – existing culture and values in Ethereum are massively value generating)@rudolf6_ is the roadmap czar
secondary… https://t.co/tQpeC56UME
— Tomasz K. Stańczak (@tkstanczak) April 13, 2025
今回のロードマップは、イーサリアムの大規模採用への移行を加速させるために設計されれている。そのための具体策として、ブロブのスケーリング、レイヤー1(L1)パフォーマンスの強化、UXの改善が挙げられている。
ブロブのスケーリングは、EIP-4844の実装を通じてデータ可用性を高め、トランザクションコストを削減することを目的とする。
レイヤー1パフォーマンスの強化は、コアネットワークの効率とスループットを向上させることを目指す。
UXの改善では、特に技術的な知識を持たないユーザーにとって、イーサリアムネットワークをより直感的に利用できるようにすることに重点を置く。
このUX向上の取り組みには、暗号資産(仮想通貨)ウォレットのユーザビリティ改善も含まれている。
また、実世界資産(RWA)やステーブルコインのサポート、L1での継続的な資産発行、セキュリティとコミュニケーションの重視などの取り組みも挙げられる。
さらにイーサリアムは、人工知能(AI)エージェントや自律型マシンの実現、オープンソース社会の構築といった長期的な目標も掲げている。
このようにイーサリアム財団が優先事項を合理化することは、イーサリアムが仮想通貨分野における継続的な成長とイノベーションに向けた体制を整えているといえるだろう。
2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。
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