トークン化で仮想通貨1000倍時代の幕開け？｜新興ミームコインに注目

ビットワイズCIOは、RWAトークン化が急速に進むと予測。仮想通貨 1000倍銘柄の誕生が期待される。新興ミームコインにも注目が集まる。

暗号資産（仮想通貨）運用会社ビットワイズのマット・ホーガンCIOは8日、伝統的な資産のトークン化が急速に進むとの予測を明らかにした。

ホーガン氏は、株式や債券などのRWAが、従来のシステムからブロックチェーン上に移行する速度は、以前の想定よりもはるかに速い可能性があると述べた。

大手金融機関も参入、仮想通貨 1000倍時代の幕開けか

ホーガン氏は、株式や債券の取引の大半がオンチェーンで行われるまでには10年以上かかるとの見方を維持している。

しかし、数年で1～5%の市場浸透率を達成する可能性も指摘した。

これが実現すれば、その市場規模は数兆ドルに達し、ビットコイン（BTC）を含む他のどの仮想通貨アプリケーションや資産よりも大きくなる。

同氏は、ロビンフッドやTradewebといった大手金融企業が既に対応を進めている点を挙げた。

ロビンフッドがトークン化を開始するなら、チャールズ・シュワブなども積極的に研究しているはずと同氏は分析している。

この流れは、市場の主要な指標であるビットコインとは異なる形で、ブロックチェーン技術の新たなユースケースが生まれていることを示している。

こうした動きから、トークン化に関する議論は今後さらに加速すると見られている。

同氏は、今年の秋には追加の発表が相次ぐだろうと予想している。

このRWAトークン化の波に乗る方法として、ホーガン氏はいくつかのプロジェクトを挙げた。

イーサリアム（ETH）、ソラナ（SOL）、リップル（XRP）、チェーンリンク（LINK）などの主要なレイヤー1チェーンやインフラ関連銘柄への分散が有効だと説明した。

このような動きは仮想通貨1000倍銘柄にも影響を与えると見込まれている。

ブラックロックCEOも注目、仮想通貨 1000倍成長の潜在性

この見解はホーガン氏だけのものではない。

世界最大の資産運用会社であるブラックロックのラリー・フィンクCEOも、2025年の株主向け書簡でRWAトークン化の巨大な成長性に言及した。

フィンク氏はすべての株式、すべての債券、すべてのファンド、つまりすべての資産がトークン化されうると述べ、その可能性を強調している。

このような伝統的金融とブロックチェーンの融合は、仮想通貨全体の価値を押し上げる要因となり得る。

ホーガン氏は、フィンク氏の見解が正しければ、トークン化市場は今後数年間で4000倍以上に成長する可能性があると結論付けた。

これは、現実資産のデジタル化が、仮想通貨1000倍成長など、金融市場に計り知れない変革をもたらす潜在力を秘めていることを示している。

ソラナエコシステムで注目、仮想通貨 1000倍銘柄Snorter Bot

こうしたマクロな動きと並行し、個々のブロックチェーンエコシステム内での革新も加速している。

特に高速・低コストで注目されるソラナ（SOL）上では、実用性を重視した新たなプロジェクトが投資家の関心を集めている。

その代表格が、Telegram上でミームコイン取引を簡素化するために設計された、仮想通貨1000倍銘柄Snorter Botだ。

ホワイトペーパーによれば、単なるミームコインの枠を超え、新規トークンの自動取引、ポートフォリオ管理といった具体的な機能を提供する。

0.85%という低手数料や、ハニーポット検出などのセキュリティ機能も備えている。

最近ではプレセールで約2億5000万円を調達するなど、その実用性が市場から高く評価されている仮想通貨1000倍トークンだ。

将来的にはイーサリアムやバイナンスコイン（BNB）など他のブロックチェーンへの拡大も計画している。

この仮想通貨1000倍コインの動向は、実用性を伴った次世代ミームコインプロジェクトの可能性を示す事例として注目されている。

Snorter Bot 公式サイトを見る

葉月 友也

Cryptodnesライター。ブロックチェーン技術から最新のDeFi、NFTトレンドまで、専門知識を基に正確かつ魅力的な記事を執筆。初心者向け解説から専門家向けコラムまで幅広く対応。