ビットコイン価格が12万2000ドルを突破し、時価総額でアマゾンや銀を上回り世界5位の資産となった。機関投資家の需要が背景に。
ビットコイン(BTC)は14日、史上初めて12万ドルの大台を突破し、一時12万2000ドル(約1793万円)まで上昇した。
この急騰により時価総額は2兆4000億ドルに達し、アマゾンを上回って世界第5位の資産となった。
年初から28%上昇しているビットコイン価格は、暗号資産(仮想通貨)関連法案の審議進展や機関投資家からの継続的な資金流入を背景に史上最高値を更新した。
米下院では今週、CLARITY法案やGENIUS法案など重要法案の審議が予定されており、市場心理を押し上げている。
マイケル・セイラー氏が率いるストラテジー社は14日、約4億7250万ドルで4225BTCを追加購入。ビットコイン保有量は60万1550枚を突破。
スカイブリッジのスカラムッチ創設者がビットコインの2025年末価格を15万〜18万ドルと予測。現物ETFと機関投資家の参入が主な要因だ。
東証上場のリミックスポイントは、約315億円の資金調達を公表。全額をビットコイン追加購入に充てる予定で、企業価値向上を目指す。
仏半導体企業シークアンスは8日、ビットコイン財務戦略のため3億8400万ドルを調達。企業の仮想通貨採用の新たな動きとして注目される。