仮想通貨 おすすめ3選｜ビットコイン高騰で注目の有望銘柄

ビットコインが10万ドルで推移する中、おすすめ仮想通貨3銘柄（XRP、SOL、SOLX）の動向を解説。

暗号資産（仮想通貨）ビットコイン（BTC）は13日、10万ドル（約1500万円）で推移している。

米連邦準備制度理事会（FRB）による金利据え置きや米中貿易交渉の進展への期待が相場を押し上げている。

この高値圏で仮想通貨市場の熱狂が再燃しており、多くの投資家が次なる成長銘柄を探している。

リップル（XRP）：法的戦いを乗り越え、ETF承認へ期待高まる

リップル（XRP）は、2025年5月現在、320円から370円前後で推移している。

過去の価格動向を見ると、2024年末から2025年初頭にかけて急騰し、一時2.5ドル（約375円）近くまで上昇したが、その後やや調整し現在の水準となっている。

最大の注目点は、米証券取引委員会（SEC）との長引いた訴訟問題が有利な形で決着しつつあることだ。また、近い将来の現物ETF（上場投資信託）承認への期待も高まっている。

さらに、リップル社はステーブルコイン「RLUSD」の開発や、USDCを手掛けるサークル社の買収を目指すなど、事業基盤の強化に積極的に取り組んでいる。

国際送金システムの中核技術として金融機関との提携も拡大しており、実用面での採用事例も着実に増加している。法的障壁が取り除かれることで、リップルの本来の価値がさらに評価される可能性がある。

ソラナ（SOL）：高速処理のブロックチェーンとして地位確立

ソラナ（SOL）は、2025年5月現在、約150ドル（約2万2000円）前後で推移している。2025年1月には294ドル（約4万4000円）の過去最高値を記録したが、その後調整局面を迎えている。

高速・低コストの取引処理能力を強みとするソラナは、分散型金融（DeFi）の急成長によりエコシステムが大きく拡大している。2025年2月には、ソラナ上のDEX（分散型取引所）の取引高が6000万ドルに達し、イーサリアムブロックチェーンよりも利益が出ていることが報告されている。

現物ETFの申請も進んでおり、承認されれば機関投資家からの資金流入も期待できる。

ソラナはおすすめ仮想通貨としての地位を確立しつつあり、独自の技術的優位性を武器に長期的な成長が見込まれている。

Solaxy（SOLX）：ソラナの課題解決に挑むレイヤー2プロジェクト

Solaxy（SOLX）は、ソラナブロックチェーン上で稼働する注目のレイヤー2プロジェクト。ソラナのユーザー増加に伴うネットワーク混雑やトランザクション失敗といった課題解決を目指している。

既にプレセールで3300万ドル（約50億円）を調達し、投資家からの注目度は高い。

Solaxyはロールアップ技術を活用し、トランザクション処理をオフチェーンで実施しながら、必要な情報だけをオンチェーンへ記録することで全体のスケーラビリティ向上を実現している。

マルチチェーン対応も特徴で、ソラナとイーサリアムの両方のブロックチェーンと連携することにより、各チェーンの強みを活かした拡張性が期待できる。イーサリアムのレイヤー2であるArbitrumやOptimismの成功例を見ても、レイヤー2市場は大きな成長可能性を秘めている。

Solaxy公式サイトを確認する

仮想通貨市場は今後も拡大、初心者も中長期目線で注目

仮想通貨市場は、ビットコインの10万ドル突破を背景に活況を呈している。リップルやソラナ、Solaxyなど、仮想通貨おすすめ銘柄はそれぞれが独自の強みを活かして成長を続けている。

リップルは法的な課題を克服しつつあり、国際送金という明確な用途に基づく成長が期待できる。

ソラナは高速処理と低コストを武器に、DeFiやWeb3アプリケーションのプラットフォームとしての地位を固めつつある。Solaxyはソラナの課題解決という明確な目的を持ち、レイヤー2市場での地位確立を目指している。

今後も仮想通貨市場の動向を見極めつつ、自身のニーズに合った銘柄選びが重要となる。

Hideaki Wakabayashi

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。