2025年7月爆上げ期待のアルトコイン3選｜専門家が厳選

2025年6月に注目すべきアルトコインとして、アナリストがイーサリアム、ソラナ、ビットコインキャッシュを推奨。各銘柄の強みと将来性を解説

複数のアナリストはこのほど、6月に大きな成長が期待されるアルトコインとしてイーサリアム、ソラナ、ビットコインキャッシュを挙げた。

ビットコイン（BTC）の価格上昇を受けて市場の関心が再び高まり、主要なアルトコインを対象とした上場投資信託（ETF）の申請も相次いでいる。

こうした状況から、専門家は本格的な「アルトコインシーズン」の到来に期待を寄せている。

主要アルトコインの動向：イーサリアムとソラナ

イーサリアム（ETH）は、日足チャートで強気を示す「カップウィズハンドル」というパターンを形成している。約2,750ドル（約39万6,000円）の抵抗線を上抜ければ、4,100ドルに向けた49%の急騰も視野に入る。

オンチェーンデータによると、保有者の67%以上が利益を上げており、約6,400万ETHが2,316ドルから2,402ドルの価格帯で保持されている。これは、強固な買い手の関心を示している。

イーサリアムはステーブルコインの供給量や分散型金融（DeFi）の活動において、依然として市場をリードしている。5月の「Pectra」アップデートは処理能力と利便性を向上させ、月間で45%の価格上昇に貢献。これはビットコインの成長率を大きく上回るものだ。

一方、ソラナ（SOL）は約150ドルから160ドルの重要な抵抗線付近で推移している。この水準を突破すれば、6月の目標価格である200ドルから300ドルへの道が開かれる可能性がある。

次世代インフラとしてのSolaxyの台頭

こうした主要アルトコインの成長期待が高まる一方で、その基盤となるブロックチェーンの課題を解決するプロジェクトが新たな投資先の焦点となっている。

特に、ソラナエコシステム内で注目を集めるのが、レイヤー2スケーリングソリューション「Solaxy（SOLX）」である。

Solaxyは、ソラナのネットワーク混雑を解消し、取引速度の向上とコスト削減を実現するために設計された。

取引をオフネットワークで処理するというアプローチは、イーサリアムで成功が証明されたモデルであり、ソラナのインフラを根本から強化する可能性を秘めている。

さらに、ホワイトペーパーによると、Solaxyはソラナとイーサリアムを繋ぐクロスチェーンブリッジ機能も提供しており、エコシステム間の相互運用性を高める重要な役割を担う。

5月30日にはトークン生成イベントを成功させ、初期資金調達で5813万ドルを集めるなど、その技術と将来性には市場から大きな期待が寄せられている。

こうしたインフラ系のプロジェクトこそが、次なる市場の飛躍を支える主役となるポテンシャルを秘めている。

Solaxy公式サイト｜X（旧ツイッター）｜テレグラム

Kasumi Kamiyama

国内外の暗号資産ニュース、プロジェクト解説、投資動向などを専門に執筆。