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スイスAMINA銀行、リップルのステーブルコインRLUSDを採用

04.07.2025 14:35 1 分で読了 友也 葉月
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スイスAMINA銀行、リップルのステーブルコインRLUSDを採用

スイスAMINA銀行がリップルのステーブルコインRLUSDを世界で初めてサポート。機関投資家向けにカストディと取引サービスを提供する。

スイスの金融市場監督機構(FINMA)の規制下にあるAMINA銀行は3日、リップル社のステーブルコインRLUSDを世界で初めてサポートすることを明らかにした

この提携により、同行は機関投資家やプロの投資家を対象に、RLUSDのカストディおよび取引サービスを提供する。

規制準拠と市場の信頼性が普及を後押し

RLUSDは2024年後半にローンチされたリップル社支援のステーブルコインである。

RLUSDは米ドルと1対1でペッグされ、米財務省短期証券によって完全に裏付けられている。

現在の供給量は約4億3000万ドルに上り、リップル社は2500億ドル規模のステーブルコイン市場での競争を目指している。

RLUSDの大きな強みは、その規制上の信頼性にある。

ニューヨーク州金融サービス局やドバイ金融サービス庁など、複数の主要な規制機関から承認を得ている。

この規制遵守の姿勢が、機関投資家にとっての魅力を高める重要な要因となっている。

AMINA銀行のようなFINMA規制下の金融機関がサポートすることで、RLUSDは欧州の機関投資家にとって、規制に準拠した安全なアクセス経路を提供する。

同コインは、コンプライアンスと透明性を重視しており、国際送金やDeFiといった企業グレードのアプリケーションでの活用が期待される。

この信頼性は、他の暗号資産(仮想通貨)との相互運用性を高める上でも重要だ。

伝統金融とデジタル資産の架け橋となる戦略

今回の提携は、伝統的な金融システムとブロックチェーン資産の融合を目指すAMINA銀行のビジョンと一致する。

同行は、規制の完全性を重視する企業との提携を優先している。

一方、リップル社もRLUSDの普及を加速させている。

Hidden Roadとの提携は、クロスアセット担保の可能性を示している。

BKK ForexやiSendとの連携は、国際送金におけるグローバルな資金管理での同コインの有効性を強調している。

デジタル資産の基軸通貨であるビットコイン(BTC)と同様に、RLUSDもまた決済領域での利用拡大が期待される。

AMINA銀行は今後数ヶ月以内にRLUSD関連サービスをさらに拡充する計画で、デジタル資産の金融インフラへの統合を一層進める方針だ。

この動きは、リップルが市場をリードするテザー(USDT)など、既存の主要ステーブルコインに対抗するための重要な一歩となる。

Cryptodnesライター。ブロックチェーン技術から最新のDeFi、NFTトレンドまで、専門知識を基に正確かつ魅力的な記事を執筆。初心者向け解説から専門家向けコラムまで幅広く対応。

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