ビットコイン、88,000ドルで推移｜仮想通貨 おすすめ銘柄3選

暗号資産（仮想通貨）ビットコイン（BTC）は21日、88,180ドル（約1263万円）付近で推移している。過去12ヶ月で4.72%の上昇を記録し、着実な値上がりを見せている。

市場概況とビットコインの動向

ビットコイン価格は直近24時間で0.79%上昇し、時価総額は1.75兆ドル（約251兆円）に達している。取引量は増加傾向にあり、総発行済み量は1985万BTCとなった。コミュニティセンチメントも強気派が81%を占め、弱気派19%を大きく上回っている状況だ。

チャート上では3月下旬から4月上旬にかけての下落から回復し、4月中旬以降は再び上昇トレンドを形成。1日足では安定した緑のローソク足が連続しており、短期的には85,000ドルから88,000ドルのレンジ内での動きが続いている。

仮想通貨おすすめの銘柄として複数のアルトコインに注目が集まっている。

リップル（XRP）

XRPは現在重要な局面を迎えている。日足チャートではヘッドアンドショルダーパターンを形成中で、このパターンを突破できれば強気トレンドへの転換が期待される。しかし、重要サポートラインを下回った場合は更なる下落の可能性もあり、慎重な判断が必要だ。

XRPはRipple社が開発した新しい仮想通貨で、国際送金の迅速化や金融機関間の取引コスト削減を主な目的としている。SEC（米国証券取引委員会）との法的問題が一部解決したことで、機関投資家からの関心も高まりつつある。

特に東南アジアや中東地域での採用事例が増加しており、実用性の高いブロックチェーンプロジェクトとして評価されている。

スイ（SUI）

SUIはTD Sequentialによる買いシグナル発生後、顕著な上昇を示している。この強気の勢いが継続すれば、さらなる価格上昇が見込まれるとして市場関係者から注目を集めている。

Mysten Labsが開発したSUIは、高いスケーラビリティと並列処理能力を特徴とするレイヤー1ブロックチェーンだ。

Move言語を採用しており、セキュリティと開発の柔軟性を両立させることで、分散型金融（DeFi）や非代替性トークン（NFT）プラットフォームの構築に適している。

新興プロジェクトSolaxy（SOLX）の将来性

ソラナ（SOL）ブロックチェーン上に構築されたレイヤー2ソリューションSolaxy（SOLX）も投資家の関心を集めている。ネットワーク混雑やトランザクション失敗といった課題に対処することを目的とし、カスタマイズ性と効率性に優れている点が特徴だ。

最大150% APY（年間利回り）というステーキング報酬を提供し、2025年4月中旬までに3000万ドル（約429億円）以上を調達した。クロスチェーン相互運用性や開発者フレンドリーなインフラを提供することで、Solanaエコシステムの成長とともに発展が期待されている。

アナリストの間では、2025年までに0.031ドル（約4.43円）、2026年までに0.075ドル（約10.73円）に達する可能性が示唆されているが、これは仮想通貨おすすめ市場全体の動向やエコシステムの拡大状況に左右される見通しだ。

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若林 英明

日本語版CryptoDnesライター。2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。