上場企業シャープリンク・ゲーミングがイーサリアムを大量に購入し、最大の法人保有者となった。この動きは市場価格を押し上げた。
上場企業のシャープリンク・ゲーミングは12日、2万1487ETHを追加取得した。
この購入は6424万ドル規模に上り、店頭取引およびCoinbase Primeを通じて実行された。
今回の取得により、同社はイーサリアムの最大の法人保有者としての地位を固めた。
SharpLink Gaming adds another $73 million worth of ETH via Coinbase Prime: Arkham https://t.co/kQAdRd0hdl
— The Block (@TheBlock__) July 15, 2025
シャープリンクは以前にもイーサリアム財団から直接1万ETHを購入している。
今回の追加取得で、同社の総保有量は25万3000ETHに達した。
同社は過去2ヶ月間で6億ドル以上をイーサリアムに費やしており、その積極的な姿勢がうかがえる。
この動きは、初期の機関投資家によるビットコイン(BTC)戦略を彷彿とさせ、市場での注目を集めている。
さらに、イーサリアムのジョセフ・ルービン共同創設者がシャープリンクの会長を務めている。
この事実は、同社の戦略が分散化を支援し、機関投資家にとっての重要性を高めるものであることを強調している。
シャープリンクによる大規模な購入後、イーサリアムの価格は7.4%急騰し、3000ドルの大台を突破した。
これは、市場が機関投資家からの資金流入を肯定的に評価していることを示している。
同社のイーサリアム平均購入価格は2647ドルあり、現在の価格水準ではポートフォリオは利益を上げている状態だ。
一連の取引はCoinbase Primeやギャラクシー・デジタルといった機関投資家向けプラットフォームが仲介している。
大規模なアルトコイン取引を支えるインフラの重要性も浮き彫りになった。
専門家は、この買い増しがビットコインの初期に企業が採用した際と同様の状況だと指摘する。
流通するイーサリアムの供給量を減少させ、価格の安定とネットワークの強化につながる。
バイナンスは、結合曲線を基盤とした新たなトークン生成イベントモデルを発表。需要に応じて価格が変動する仕組みとなる。
米ゲーム企業SharpLink Gamingは12日、21487ETHを追加購入し、世界最大の上場ETH保有企業となった。
バイナンスが、トランプ米大統領関連企業が発行するステーブルコインの開発を支援した疑いが浮上。利益相反の懸念が広がっている。
ブロックチェーン技術企業BTCデジタルは、DeFiと資産トークン化への転換として、100万ドル規模のイーサリアム戦略準備金を設立した。