米ゲーム企業SharpLink Gamingは12日、21487ETHを追加購入し、世界最大の上場ETH保有企業となった。
米ゲームマーケティング企業のSharpLink Gamingは12日、2万1487ETH(約6424万ドル)を追加取得した。
この取引は、大手暗号資産(仮想通貨)金融サービス企業であるギャラクシー・デジタルとコインベース・プライムを介した店頭取引で実施された。
今回の購入により、同社のイーサリアム総保有量は25万3000ETHとなり、世界最大の上場企業ETH保有者としての地位を確立した。
SharpLinkのイーサリアム蓄積は、今回が初めてではない。
同社は2025年6月に17万6271ETHと6744ETHの2度にわたる大規模な取得を行っている。
過去2ヶ月間でイーサリアムに費やした総額は6億ドルを超え、当初の資金調達額4億2500万ドルを上回る。
この一連の動きは、イーサリアムを中核資産として蓄積するという同社の明確な戦略を示している。
SharpLinkのジョセフ・ルービン会長は、この動きが企業による採用が進む中で、イーサリアムの分散型エコシステムを支援するために極めて重要であると強調している。
同社は保有するETHの95%以上をステーキングプロトコルに投入し、ネットワークのセキュリティに貢献しながら追加のETHを獲得している。
6月2日にETH財務戦略を開始して以来、ステーキング報酬として322ETHを獲得し、約4500万ドルの含み益を実現している。
SharpLinkによる大規模購入は、市場に即座に影響を与えた。
7月にETH関連ETFには11億ドルの純流入があり、今年2番目に良い月となっている。
これは機関投資家による大規模な買いが価格に与える影響の大きさを示す事例となった。
同社の積極的な姿勢は、イーサリアムの有用性、特に大型アップデートマージ後のステーキングインフラとDeFi分野における支配的な地位に対する機関投資家の信頼の高まりを反映している。
現在のイーサリアム価格は約2900ドル台で推移しており、時価総額は約3540億ドルに達している。
SharpLinkの戦略は、流通するイーサリアムの供給量を減らし、ネットワークのセキュリティを強化する効果も期待されている。
このような機関投資家による特定資産への集中投資は、今後の新しい仮想通貨市場全体の動向を占う上で重要な指標となるv。
上場企業シャープリンク・ゲーミングがイーサリアムを大量に購入し、最大の法人保有者となった。この動きは市場価格を押し上げた。
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