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ステーブルコインUSDC、XRPレジャーにネイティブ対応

13.06.2025 3:19 1 分で読了 Kaiki Tsuchioka
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ステーブルコインUSDC、XRPレジャーにネイティブ対応

ステーブルコインUSDCがXRPレジャーにネイティブ対応。低コスト・高速決済のXRPL上で、企業間決済やDeFiでの活用を目指す。

サークル社が発行するステーブルコインUSDCは12日、XRPレジャー(XRPL)上でネイティブにローンチされた。

これにより、規制に準拠したドルペッグのステーブルコインが、クロスチェーンブリッジを介さずにXRPLのブロックチェーン上で利用できるようになった。

XRPLは、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)などに続き、USDCをネイティブにサポートする22番目のブロックチェーンとなった。

XRPLとUSDCの強み

リップル社とサークル社は、相互運用可能な金融エコシステムの構築という共通のビジョンを掲げている。

今回のXRPL上でのUSDCの展開は、XRPLが持つ低い取引コストと高速な決済という利点を最大限に活用することを目的としている。

また、分散型取引所(DEX)やオンデマンド流動性(ODL)といった組み込み機能も、その有用性を高める要因となる。

さらにUSDCは、規制準拠という側面も持っており、ステーブルコイン採用に慎重な企業も、安心して利用できる選択肢となる。

リップル社のマーカス・インファンガー氏は、「USDCのような規制されたステーブルコインは、実用性を重視したアプリケーションに不可欠だ。」と述べた。

企業間決済からDeFiまで幅広いユースケース

今回の統合により、XRPLは企業間決済や分散型金融(DeFi)など、多様な分野での活用が期待される。

企業は国境を越えた取引において、USDCを利用することで手数料の削減と決済時間の短縮を実現できる。

DeFi開発者は、時価総額300億ドルを超えるUSDCの流動性を、XRPL基盤のDAppsにおけるレンディングや取引に活用可能だ。

また、マルチシグネチャウォレットなどの機能は、規制対象となる機関投資家の参加を後押しする。

さらにXRPLは、2025年第2四半期にイーサリアム仮想マシン(EVM)互換のサイドチェーンのローンチを予定しており、多くのDeFi開発者を引きつけると期待されている。

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。

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