XRPレジャーはDAO XAOを導入した。リップルを利用した意思決定や助成金提供を通じて、エコシステムの分散化を目指している。
XRPレジャーは19日、初のコミュニティ主導のXAO DAOの立ち上げを明かした。
この取り組みは、XRPレジャーエコシステムの開発をコミュニティ主導で推進するためのものだ。
新たなガバナンストークンは発行せず、暗号資産(仮想通貨)であるリップル(XRP)を投票や意思決定に直接利用する計画だ。
🧵 𝗜𝗻𝘁𝗿𝗼𝗱𝘂𝗰𝗶𝗻𝗴 𝗫𝗔𝗢 𝗗𝗔𝗢: A New Era of Decentralized Innovation on XRPL
XAO DAO is not just another DAO—it’s a next-gen governance engine built for the XRPL that empowers members to participate, vote, build, and fund real-world innovation.
Here’s how it works—and… pic.twitter.com/9wYMlNwuHM— XAO.DAO (@XAODAOLLC) June 17, 2025
XAO DAOの主な目的は、分散型ガバナンスの実現にある。
XRP保有者は、オンチェーンの仕組みを通じてエコシステムに関する提案や投票、資金提供が可能になる。
また、開発者やスタートアップ、教育機関などを対象とした助成金制度も設ける。
これにより、技術革新を促し、現実世界での実用化を加速させる狙いだ。
ガバナンスは、オンチェーンでの投票とオフチェーンの法的枠組みを組み合わせたハイブリッドモデルを採用する。
投票権は、指定された期間のXRP保有量に基づいて決定され、説明責任と実効性を確保する。
このDAO導入の背景には、XRPレジャーの利用者急増がある。
アクティブアドレス数は4万から29万5000へと増加しており、組織的なコミュニティ運営の必要性が高まっていた。
EVM互換サイドチェーンなどの大型アップデートも控えている。
複雑なDeFi機能を統合するため、協調的な意思決定の仕組みが不可欠と判断された。
この動きは、ビットコイン(BTC)が確立した分散化の思想をXRPLで実現する試みといえる。
また、スマートコントラクト機能を持つイーサリアム(ETH)と同様に、XRPレジャー上でのアプリケーション開発が活発化することも期待される。
2025年夏に正式ローンチ予定で、技術開発や規制対応、学術連携などの分野への助成が計画されている。
提案は独立した理事会と委員会によって審査され、不正なプロジェクトの排除にも繋がることが期待される。
このDAOの成功は、XRPの価値にも影響を与える可能性があり、XRPの価格動向を占う上で重要な要素となりそうだ。
フィンテック企業MFHが5億ドル規模のDeFiバスケット財務戦略を開始。初期段階ではソラナに重点を置き、資産の多様化と利回り獲得へ。
トランプ米国大統領が支援するDeFiプロジェクトWorld Liberty Financialが、493万ドル相当のイーサリアムを取得した。資産多様化を促進。
NYSE ArcaはProSharesのレバレッジ型リップルETFを承認。XRPを直接保有せず、先物などを利用し日時リターン2倍の値動きを目指す。
上場企業シャープリンク・ゲーミングがイーサリアムを大量に購入し、最大の法人保有者となった。この動きは市場価格を押し上げた。