米イーサリアムETF、過去最高流入｜アルトコイン市場に追い風

米イーサリアム現物ETFの準備金が過去最高の391万ETHに到達。機関投資家の採用拡大で、主要アルトとしての地位がさらに強まっている。

米国の現物型イーサリアムETF準備金は13日、過去最高となる391万ETHに達した。

これは、伝統的な金融市場における機関投資家のイーサリアム（ETH）受け入れが加速していることを示す。

デジタル資産としてのイーサリアムに対する信頼と関心が高まる中、ETFによる保有量は市場全体の約3.25％に相当する規模へと拡大している。

機関投資家主導でアルトコイン市場が活況

ETF準備金内訳では、ブラックロックが全体の約41％、すなわち158万ETHを保有する。 グレイスケールは同社のイーサリアム投資信託で29.5％、フィデリティなども約12％を保有している。

機関投資家による積極的な資産蓄積が準備金増加を支えた。 加えて、2025年初頭からのイーサリアムの価格安定と強気トレンドが影響した。

6月上旬には18日連続で純資金流入が確認された。 11日、現物イーサリアムETF全体で1日あたり2億4000万ドルの純流入を記録した。

ブラックロックが1億6000万ドルの流入を主導し、フィデリティやグレイスケールも寄与した。

ETF承認がもたらす主要アルトコインの新たな局面

米国でイーサリアムETFが承認されたことにより、ETFは主流金融商品としての地位を確立。その他の暗号資産（仮想通貨）よりリスクが低いと認識される。

現ETF商品には、ステーキング報酬非組込など構造面での制約があるとはいえ、費用対効果の高いエクスポージャーを実現するため、機関投資家に加えて個人投資家からも資金が集まっている。

ここ数週間の累計純資金流入は12億ドルを超えた。 これは市場需要の強さを示す。 イーサリアムが金融資産として成熟し、今後の機関投資家参入の土台となる。

次世代プロジェクトにも注目が集まる – Solaxyが示す新たな可能性

主要アルトコインが制度的評価を得る中、次世代プロジェクトへの関心が高まっている。 特に、ソラナ（SOL）ブロックチェーン上のプロジェクトが注目を浴びる。代表的なプロジェクトとして注目されるのはSolaxy（SOLX）だ。

Solaxyはソラナブロックチェーン初のレイヤー2ソリューションとして開発された新しいアルトコインだ。ロールアップ技術を活用し、スケーラビリティ問題の解決とネットワーク混雑の緩和を図る。

現在実施中の先行トークン販売では、これまでに総額5300万ドル（約80億円）以上の資金を調達している。

ホワイトペーパーによると、Solaxyはソラナの堅牢なセキュリティを継承しつつ、トランザクションの処理速度と拡張性を飛躍的に高めることを目指す。

イーサリアムETFの成功から、堅実な技術基盤が今度のSolaxyの成長に繋がることが明らかだ。 このような革新プロジェクトは、仮想通貨市場の新たなトレンドを示す。

Solaxy公式サイト｜X（旧Twitter）｜Telegram

Maiko Harimoto

仮想通貨市場のトレンドを正確に捉え、ビットコインをはじめとする主要銘柄の動向を継続的に追っています。Web3.0領域に特化したコンテンツ制作に長年携わり、専門的なテーマでも読者にとってわかりやすく、有益な情報をお届けします。