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トランプ支援DeFi、WLFI保有者にエアドロップ実施|5億円超

05.06.2025 7:30 1 分で読了 Kaiki Tsuchioka
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トランプ支援DeFi、WLFI保有者にエアドロップ実施|5億円超

トランプファミリー支援のDeFi「World Liberty Financial」が、プレセール参加者に47ドル相当のUSD1ステーブルコインをエアドロップ。

ドナルド・トランプファミリーが支援する分散型金融(DeFi)プロジェクト「World Liberty Financial(WLFI)」は4日、WLFIトークン保有者に47ドル相当のUSD1ステーブルコインをエアドロップを実施した。

このエアドロップは、400万ドル(約5億7,600万円)以上の規模となっている。

USD1は、米ドル連動型のステーブルコインで、WLFIの分散型貸付市場と個人向け金融アプリの構築という広範な目標の一部を担っている。

5億5,000万ドルのトークン販売

World Liberty Financialは、暗号資産(仮想通貨)WLFIの販売で5億5,000万ドルの調達に成功している。

同プロジェクトは当初、200億WLFIトークンを1トークンあたり0.05ドルで販売。その後追加で5%の販売も実施している。

トランプファミリーと関連企業は、DT Marks DEFI LLCを通じてWLFIトークンを保有し、プロジェクトに対する実質的な支配権を握っている状況だ。

今回のエアドロップは、このWLFIトークン販売に参加した8万5000人以上(WLFIの顧客確認手続きを通過)に実施された。

中央集権的な構造への懸念

WLFIは、貸付・借入市場の提供と仮想通貨の普及促進を目指しているが、そのガバナンスモデルは従来のDeFiプロトコルとは大きく異なり、コミュニティ主導の意思決定よりもインサイダーの支配を優先している。

専門家らは、トランプファミリーの大量トークン保有とガバナンス特権が、本来分散型であるべきシステムにおける中央集権的な意思決定に関する倫理的懸念を提起していると指摘している。

批評家らは、この構造が外国企業がトランプネットワークに資金を流入させる利益相反を可能にする可能性があると警告している。

また、政治的影響力と規制されていない仮想通貨プロジェクトの融合は、特にトランプ氏が自身を「仮想通貨大統領」と位置づけ、規制緩和を推進していることを考慮すると、リスクが高いとされている。

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。

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