トランプ家は15日、ブロックチェーン技術を活用した不動産ゲームを2025年4月末に公開する計画を発表した。
このゲームは、ドナルド・トランプ氏の長年のビジネスパートナーであるビル・ザンカー氏が主導する。
人気ゲーム「モノポリーGO!」に着想を得ており、プレイヤーは仮想都市内でデジタル駒を動かし、ゲーム内通貨を獲得する仕組みだという。
今回のプロジェクトは、トランプ家が進めるWeb3およびブロックチェーン技術への事業拡大の一環と位置づけられる。
同家はこれまでにも、NFT(非代替性トークン)コレクションやミームコインの発行を手掛けてきた経緯がある。
このゲームの導入は、従来の不動産事業やビジネスベンチャーに加え、デジタル資産分野への本格的な参入を示す動きとなる。
トランプ家が、新しい技術領域へ積極的に関与しようとしている姿勢がうかがえる。
ザンカー氏は、過去にトランプ氏のNFTコレクション立ち上げにも協力した人物である。今回のゲーム開発においても、その経験が生かされる形となる。
さらに、トランプ家は暗号資産(仮想通貨)分野での連携戦略も進めている。ビットコイン(BTC)マイニング企業Hut 8 Corp.との提携などがその一例だ。
同家の仮想通貨への関与は、NFTやステーブルコイン(USD1など)、ワールド・リバティ・ファイナンシャルを通じたDeFi(分散型金融)、そしてビットコインマイニングと多岐にわたっている。
これは、米国でのブロックチェーンやステーブルコイン規制への関心の高まりとも連動している可能性がある。
ドナルド・トランプ氏自身も、仮想通貨業界への支持を表明しており、同家のデジタル資産分野における今後の展開が注目される。
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