7月の上昇相場で注目のミームコイン3選｜ソラナL2が急浮上か

7月までに購入を検討するべき新しいミームコイン3銘柄。MOG、BabyDoge、ソラナL2の特徴とその可能性に迫る。

ミームコイン市場は単なる投機から実用性重視の段階に移行しており、2025年7月は重要な局面を迎えている。

市場全体の時価総額が3兆5600億円を超える中、技術革新と強固なコミュニティを備えた次世代ミームコインが注目を集めている。

今回は、実用性とミーム要素を兼ね備えた有望な3銘柄を詳しく分析する。

MOG Coin：モギング文化の象徴

MOG Coin（MOG）は、ソーシャルメディアで人気の「モギング」というスラングをテーマにしたイーサリアム（ETH）系ミームコインだ。

モギングとは他者を上回る、優位に立つという意味で、TikTokやInstagramでZ世代を中心に広く使われている。この文化的な認知度がMOGの最大の強みとなっている。

現在の価格は約0.00000097ドルで、28万2000人以上の保有者を持つ。過去24時間で8.38%上昇しており、市場の回復局面で強さを見せている。

2024年12月には史上最高値0.0000039ドルを記録したが、その後90%以上下落している。

専門家は2025年の回復を予想しており、平均価格0.00000126ドル、最高値0.00000250ドルの可能性を指摘している。

Baby Doge Coin：社会貢献型ミームコイン

Baby Doge Coin（BABYDOGE）は、動物愛護という明確な社会的使命を持つBNBチェーン系ミームコインとして独自の地位を築いている。

同プロジェクトは2021年6月の開始以来、130万人のトークン保有者、20万人以上のTelegramメンバー、88万人のTwitterフォロワーを獲得。

150万ドル以上を動物保護施設に寄付しており、24時間で最も多くのペットフードを寄付した世界記録も保持している。

最近、独自のゲームプラットフォーム「Puppy Playland」を開始し、ミニゲームやNFT報酬を通じてエコシステムを拡張している。

開発面では、TONエコシステムとの統合やDAOの立ち上げ、不動産購入機能の追加など、ミームコイン分野を超えた取り組みを進めている。

Solaxy：ソラナ初のレイヤー2ソリューション

Solaxy（SOLX）は、ソラナ（SOL）エコシステムの課題解決を目指す革新的なプロジェクトとして、ミームコインと実用性を巧みに融合させている。

同プロジェクトはソラナ初のネイティブレイヤー2ソリューションとして、ネットワークの混雑や取引失敗といった根本的な問題に取り組んでいる。

オフチェーン処理とトランザクションバンドリングにより、1秒間に1万件の取引処理を実現し、ガス料金の大幅削減を目指している。

先行セールでは既に4720万ドルを調達し、2025年最大級のソラナ先行セールとして記録的な成功を収めている。現在価格は0.001742ドルで、94%の高利回りステーキング報酬を提供している。

技術面では、Turbo SwapやIgniter ProtocolといったDeFiツールを既にローンチしており、SOLXホルダーがトークンを発行できる機能も実装済みだ。

イーサリアムのレイヤー2市場が100億ドル規模であることを考慮すると、ソラナで同様の成功を収めた場合、大幅な価値上昇が期待される。

Solaxy公式サイト｜X（旧Twitter）｜Solaxyホワイトペーパー

Hideaki Wakabayashi

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。