ソラナ(SOL)のステーキング市場はこのほど、ステーキングされているSOLの総量が3億9800万SOLを超え、そのうち4,1800万SOL(10.4%)がリキッドステーキングトークン(LST)を通じてステークされていることが分かった。
この水準は、イーサリアム(ETH)におけるLSTの市場シェア率(11%)に迫る水準だ。
LSTは、利用者が自身のネイティブ通貨(ETHやSOL)をステーキングしつつ、そのトークンを他の分散型金融(DeFi)アプリケーションで利用できる流動性を維持する手段を提供する。
ソラナにおけるLSTの成長は、JitoSOL(Jito)やbnSOL(バイナンス)いった著名なLSTが、利用者の積極的な参加を促している。
JitoSOLは、1730万SOLのステークを集めて市場をリードしている。bnSOLは845万SOLを保有し、ロックされた総価値(TVL)で2番目に大きいLSTとなっている。
その他にも、SanctumのINFや、ソラナ大手JupiterのjupSOLなどのLSTも、利用者の間で急速に採用が広がっている。
ソラナにおけるこれらLSTの総TVLは、60億ドル(約8520億円)を超えている。
ユーザーアクティビティの面では、Jitoが17万3000人以上のアクティブステーカーを抱え、トップを走っている。
また、Marinadeが約15万人のステーカーを抱え、これに続いている。
SanctumのINFトークンは大幅な成長を遂げ、2024年5月までにウォレット数が203,000を超え、当時のユーザー数でJitoSOLを上回った。
特筆すべきは、bnSOLはTVL大きいbnSOLは、ウォレット数が9,428と比較的少なくなっており、個人投資家による使用というよりも機関投資家による投資が中心であることが示唆されている。
ゴールドマン・サックスとBNYメロンは、機関投資家向けにトークン化されたマネーマーケットファンドを提供。取引効率の向上を目指す。
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