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米SEC、現物ソラナETFに修正指示|7月末提出で承認加速か

08.07.2025 9:41 1 分で読了 Hideaki Wakabayashi
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米SEC、現物ソラナETFに修正指示|7月末提出で承認加速か

米SECはソラナETFの申請企業に対し、7月31日までに修正S-1書類の提出を要請。償還メカニズムが求められ、承認期待高まる。

米証券取引委員会(SEC)は7日、現物ソラナETF申請企業に対し、7月末までにコメントへの回答と修正されたS-1書類の再提出を求めた。

技術的にはSECは10月10日まで承認・否認の判断時間があるが、この期限よりもはるかに早く1つ以上のファンドを承認したい意向を示している。

この動きは、承認プロセスの大幅な加速を示唆しており、市場の期待を高めている。

REX-Osprey ETFが加速要因に

REX-Osprey SOL and Staking ETFが市場で先行者利益を獲得したことで、SECは他のソラナETFとの競争バランスを保つ必要に迫られている。

関係者は、REX Sharesの商品が先週承認されたことで、SECは10月まで待つのではなく、より迅速に承認する圧力を感じていると思うと述べている。

これは以前にSECが複数のイーサリアム(ETH)と現物ビットコインETFを同時に承認したのと同じアプローチだ。

先行者利益の偏りを防ぐため、公平性を保とうとする姿勢が見て取れる。

6月にSECは申請企業に対し、現物での買い付けや償還、ステーキングに関する文言を含むようS-1書類の修正を求めていた。

これは、これらの潜在的商品に関するSECからの初の公式コミュニケーションだった。

第3の現物暗号資産ETFへの期待

承認されれば、現物ソラナETFはビットコイン(BTC)とイーサリアムに続き、米国市場で3番目の暗号資産(仮想通貨)ファンドとなる。

現在、リップル(XRP)、ドージコイン(DOGE)、ライトコイン(LTC)などの他の暗号資産を対象とした申請も審査待ちの状況だ。

ソラナETFは現在149ドルで取引されており、承認が実現すれば従来の証券口座を通じて多くの投資家がソラナ(SOL)にアクセスできるようになる。

ビットコインETFが1月の承認後に40%以上上昇。

イーサリアムETFが5月の承認後に25%上昇した前例を考えると、ソラナにも同様の価格上昇が期待されている。

7月末の期限設定により、SECが承認プロセスをコントロールしながら市場圧力に対応しようとする意図が明確になった。

予測市場プラットフォームのPolymarketでは、年内のソラナETF承認確率が99%と評価されており、市場の強い期待感を反映している。

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。

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