リップル社はコロンビアの農家向けに地元企業と連帯して、XRPを活用した農業金融実証事業を開始した。
リップル社は15日、コロンビア農業分野向けにリップル(XRP)を用い農業金融実証事業を開始した。
地元のアグリテック企業WËIA(ウェイア)とグローバルインパクト投資家Mercy Corps Ventures(マーシーコープス・ベンチャーズ)と連携し、少規模農家の金融包摂と収入向上を目指す。
コロンビアでは、小規模農家の86%以上が非公式に事業を行っている。信用記録や取引履歴が整備されていないため、金融機関からの信用供与が困難な状況にある。また、農家の収入は最低賃金の約7割にとどまり、貧困の連鎖が深刻化している。
今回の実証事業では、WËIAが開発したブロックチェーン基盤のプラットフォームをXRPブロックチェーン上に構築し、作物の栽培から収穫までの履歴を記録する仕組みを導入する。バイヤーはQRコードを読み取ることで生産履歴を確認でき、農家はこれらの記録を活用して将来の売上に基づく信用を獲得することが可能となる。
この「Farm Now, Pay Later(今耕して、後払い)」モデルは、農家がブロックチェーン保証の生産データをもとに、種子や農具などの初期投資資金を先に確保し、収穫後に返済する仕組みだ。女性農家への支援や農村部への金融サービス拡大も重視されている。
XRPブロックチェーンは改ざん困難な記録管理を可能にし、担保不足の農家にも金融機関がリスクを抑えた上で融資できる環境を実現する。さらに、コロンビアでは仮想通貨おすすめの活用が今後注目される可能性があり、暗号資産(仮想通貨)市場の動向にも関心が集まっている。
今回の実績は他国への応用も見込まれ、持続可能な開発と農村経済発展へのグローバルモデルとして期待される。
カナダの資産運用会社3iQは、トロント証券取引所でXRPに連動するETFを上場した。リップル社も初期支援者として参加している。
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