ソラナのミームコイン作成所Pump.funが、完全希薄化評価額40億ドルで10億ドルのトークンセールを計画していることが分かった。
ソラナ(SOL)ベースのミームコイン作成プラットフォームPump.funは3日、完全希薄化評価額40億ドルで10億ドルのトークンセールを計画していることが分かった。
業界関係者によると、トークンは今後2週間以内に発行される予定だが、Pump.funプラットフォーム経由での発行かどうかは不明だという。
Pump.funは2024年1月のローンチ以来、ユーザーがミームコインを簡単に作成・発行できる機能を提供し、ソラナエコシステム内でのミームコイン取引活動の急増に貢献してきた。
2025年6月時点では7億ドル(約1001億円)を超える収益を生み出し、評価額10億ドル以上の「ユニコーン企業」に近い地位を確立している。
この急成長は、ソラナの低手数料とスケーラビリティがミームコイン作成者とトレーダーを引き付け、アクティブアドレス数が760万に達したことが背景にある。
今回のトークンセールには、公的投資家と私的投資家の両方が参加予定で、プラットフォームの成功を受けた投資需要の高まりを反映している。
ソラナのミームコインエコシステムにおけるPump.funの中心的役割が、投資家にとって魅力的な投資対象となっているとアナリストは分析している。
Pump.funのアロン共同創業者は以前、ネイティブトークンの発行計画を否定している。今回の方針転換により、プラットフォームの長期的な収益化戦略について市場の懐疑的な見方が生まれている。
トークンの発行方法についても不透明さが残っており、Pump.funプラットフォーム経由ではなく、中央集権型取引所や場合によっては仮想通貨取引所などの代替手段が検討される可能性もある。
今回のトークンセールは、Pump.funがソラナのミームコインニッチ市場での支配的地位を固め、トークン戦略に関する懐疑論に対処する重要な転換点となる見込みだ。
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