非代替性トークン(NFT)マーケットプレイス大手のOpenSeaは15日、新サービスOpenSea2.0(OS2)のソラナ(SOL)ネットワーク統合を発表した。
この統合によりユーザーは、SOLなど主要トークンからPENGUやTRUMPなどミームコインまでのソラナ系トークンを取引できるようになった。今後は、NFTコレクションの取引も追加される予定だ。
ただしソラナでのトークン取引は現在、OS2の一部クローズドベータユーザーにのみ解放されており、今後数週間でさらに多くのユーザーに展開される予定だ。
Solana token trading is now live on OS2 for some closed beta users & will be rolling out to more in the coming weeks.
This is a big milestone in our multi-chain journey. Solana has some of the most passionate users and builders in web3.
Coins first, NFTs coming later. Most… pic.twitter.com/Bj1Tka98Le
— OpenSea (@opensea) April 14, 2025
OpenSea2.0による今回のソラナ統合は、主要なマルチチェーンマーケットプレイスを目指す同社の戦略の一環だ。
ユーザーに多様なデジタル資産を提供し、クロスチェーン取引機能を通じてユーザー体験を向上させることを目的としている。
同プラットホームは現在、イーサリアム(ETH)、ポリゴン(MATIC)、クレイトン(KLAY)、アービトラム(ARB)、オプティミズム(OP)、アバランチ(AVAX)など複数のブロックチェーンをサポートしている。
将来的には、20以上のブロックチェーンネットワークをサポートする計画だ。
ソラナはその高速な取引処理と低い手数料から人気を集めている。イーサリアムの代替を探すユーザーにとって魅力的な選択肢となっている。
OS2は、より統合された暗号資産(仮想通貨)体験を提供することを目指す新たなプラットフォームだ。
具体的には、単なるNFT取引にとどまらず、トークン取引や他のマーケットプレイスからの出品情報の集約機能も組み込んでいる。
今後は、独自のSEAトークン発行も予定しており、エアドロップに向けたポイントプログラムも展開中だ。
今回の統合は、より広範なブロックチェーンエコシステムをカバーし、活気あるソラナコミュニティを取り込むというOpenSeaの目標に向けた重要な一歩となる。
2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。
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