ドナルド・トランプ大統領の公式ミームコイン「Official Trump(TRUMP)」は13日、過去24時間で5.3%上昇した。
2025年1月の発行以来、市場関係者の注目を集めた同コインは、当初2億トークンが市場へ投入され、3年間で総発行量を10億トークンに拡大する計画が示されていた。
そして近日、4000万トークンを追加発行する動きがあり、市場に大きな圧力がかかる可能性がある。
追加される4000万トークンは、既存の流通量の大部分を占める。買い手が十分に吸収しない場合、価格がさらに下落する恐れがある。
また、保有者数の減少はプロジェクトへの関心低下と信頼の崩壊を示している。
TRUMPトークンの大半は、トランプ関連の企業、特にファイト・ファイト・ファイトLLCとCICデジタルLLCが管理する。
発行時期はトランプ氏の大統領2期目就任に合わせ、メディアと公衆の注目を狙ったとみられる。かつては暗号資産(仮想通貨)に懐疑的であったが、近年は支持者へ軸足を移している。
ミームコイン市場では、単なる投機目的にとどまらず、実用性と技術革新を融合させる動きが見られる。
特に、イーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で2025年初頭に登場したMIND of Pepe(MIND)は、その革新的なAI搭載機能により業界の注目を集める。
同プロジェクトは従来のミームコインとは異なり、自律型AIエージェントによる市場予測など、実用性も備えている。
MIND of Pepeは、ソーシャルメディア上で自律的に活動するAIエージェントを搭載している。X(旧Twitter)などのプラットフォームを用い、市場トレンドの分析やコミュニティとの対話を行う。また、AIが自律的に新たなトークンを発行することも可能である。
総供給量は約1000億MINDで、開発、AIエージェント、マーケティング、報酬、取引所上場の各項目へ配分されている。セキュリティ向上のため、CoinsultおよびSoldProofによる監査を実施し、投資家の信頼を獲得している。
さらに、MINDはステーキング機能を提供し、長期保有者に魅力的な年率リターンを実現する仕組みを整えている。この機能により、短期的な価格変動の影響を抑え、安定的なエコシステムの構築を目指す。
今後の価格は、取引所への上場状況や市場需要によって変動するが、楽観的なシナリオでは0.0042ドルまで上昇する可能性があるとアナリストは分析する。AIとミームコインの人気が融合した独自のポジショニングが、MIND of Pepeの成長潜在力を高める要因となっている。
イーサリアム共同創業者ウィルケ氏が10万ETH超をクラーケンに移動したことが、アルトコイン市場の動向に影響を与えている。
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