フィンテック企業MFHが5億ドル規模のDeFiバスケット財務戦略を開始。初期段階ではソラナに重点を置き、資産の多様化と利回り獲得へ。
フィンテック企業マーキュリー・フィンテック・ホールディング(MFH)は14日、5億ドル規模のDeFiバスケット財務戦略を開始することが明らかになった。
この取り組みは、同社のオンチェーン戦略と財務多様化に向けた大きな一歩となる。
確立された市場での地位と機関投資家からの採用実績を持つ、実用性の高いデジタル資産に焦点を当てることで、企業価値の向上を目指す。
主な目的は、貸借対照表の多様化、オンチェーン活動を通じた利回りの創出、そしてDeFiインフラへの関与を深めることだ。
資金は、既存の現金準備金と将来の資金調達によって賄われる予定だ。
New #Solana DAT (Treasury Company) files with #SEC – Mercurity Fintech Holding Inc. (NASDAQ: MFH)@MFH_Holding Fintech Launches $500 Million “DeFi Basket” Treasury with Emphasis on @solana Ecosystem Integration
Focusing on Solana (SOL) and diversifying into Ethereum (ETH),… pic.twitter.com/bRc0nFxLGB
— MartyParty (@martypartymusic) July 15, 2025
MFHは戦略の初期段階として、暗号資産(仮想通貨)であるソラナ(SOL)を選択した。
その理由として、スケーラブルなアーキテクチャ、機関投資家による採用の可能性、そして堅牢なエコシステムの成長性を挙げている。
同社はソラナを体系的に取得し、自社でバリデーターノードを運営する計画だ。
これにより、ネットワークのセキュリティ強化に貢献しながら、安定したステーキング報酬の獲得を目指す。
この動きは、利回りを生み出すデジタル資産に対する機関投資家の需要と一致する。
高性能ブロックチェーンとしてのソラナの長期的な有用性への強い信頼を反映していると言える。
初期段階ではソラナに集中するが、戦略にはポートフォリオを他の確立されたデジタル資産にも拡大する計画が含まれている。
ただし、現時点の公式発表ではソラナ以外の具体的な資産名は明記されていない。
一般的に、企業の財務戦略に組み込まれるデジタル資産としては、市場で最も信頼性の高いビットコイン(BTC)が筆頭に挙げられる。
MFHは、資産を保護するために厳格なリスク管理プロトコルと規制遵守を徹底する方針を強調した。
この財務戦略は、機関投資家が安全にDeFiへ参加するためのモデルケースとなることを目指している。
資産の取得とノードの展開は、市場の状況や規制の動向を注視しながら体系的に進められる。
進捗については、今後適宜報告される見込みだ。
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