ARK、ソル・ストラテジーズと提携｜ソラナステーキング強化

ARKインベストは、ソル・ストラテジーズを独占ステーキングプロバイダーに指名。ソラナのバリデーター業務を委託し、サービスを強化。

キャシー・ウッド氏率いるARKインベストは28日、カナダのソル・ストラテジーズとの提携を発表し、同社をデジタル資産革命ファンドの独占ステーキングサービスプロバイダーに指名した。

この契約に基づき、ソル・ストラテジーズはARKインベストのバリデーター業務を引き継ぐことになる。

また、機関投資家向けカストディプロバイダーであるビットゴーもこの提携に参加する。

ARKのソラナへの戦略的注力

ARKインベストのデジタル資産革命ファンドは2020年に設立され、4〜5年の市場サイクルで10〜12のデジタル資産への長期的なアプローチを特徴としている。

このファンドは現在、359万以上のソラナ（SOL）、約6億4720万ドル相当を保有している。

ウッド氏は以前からソラナの技術的優位性を繰り返し強調しており、他のブロックチェーンネットワークと比較した際の俊敏なインフラとコスト効率を高く評価してきた。

この見解は、導入が加速し、運用コストが低下しているプロトコルを重視するARKインベストの投資戦略と一致する。

ファンドが保有するソラナはポートフォリオの大部分を占めており、同社が暗号資産（仮想通貨）ネイティブの利回り戦略を優先していることがうかがえる。

機関投資家向けステーキングの信頼性向上

今回のARKインベストによるソル・ストラテジーズの選定は、機関投資家向けに拡張可能で安全なステーキングサービスを提供する能力への信頼を反映している。

ソル・ストラテジーズのリア・ウォルドCEOは、この協業が同社のインフラに対する重要な検証であると強調した。

これにより、機関投資家の需要に対応する企業としての地位を固めることができる。

最新の仮想通貨ステーキングランキングにおいても、同社のような信頼性の高いプロバイダーは高く評価される傾向にある。

さらに、ビットゴーが参加することで、機関投資家向けのカストディ基準が遵守され、ARKインベストとその参加者のカウンターパーティリスクが低減される。

この提携は、ソル・ストラテジーズが信頼できるステーキングプロバイダーとしての評価を高めていることを裏付けるものだ。

同社のアルトコイン市場における存在感を一層強固にする。

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葉月 友也

Cryptodnesライター。ブロックチェーン技術から最新のDeFi、NFTトレンドまで、専門知識を基に正確かつ魅力的な記事を執筆。初心者向け解説から専門家向けコラムまで幅広く対応。