GENIUS法案可決、注目すべき米仮想通貨関連株とアルトコイン

ステーブルコイン規制法案「GENIUS Act」の可決を受け、仮想通貨関連株が急騰。この影響はアルトコイン市場にも波及している。

米国の仮想通貨関連株は18日、ステーブルコイン規制法案「GENIUS Act」の上院可決を受け、注目を集めている。

同法案は、ステーブルコインに対する初の連邦レベルでの包括的規制枠組みとされ、これによりコインベースやサークル、ギャラクシーデジタルなど主要企業の株価に影響が及んでいる。

コインベースとサークル、法案可決で株価急騰

コインベース株は法案可決後、15%以上上昇した。同社は新たに「Coinbase Payments」を発表し、株価は24時間で16%上昇する見込みだ。

テクニカル指標は買い圧力の優勢を示し、価格が305.42ドルを超える可能性がある。

サークル株はIPO以来高騰を続け、法案可決によりさらに33%上昇した。株価はIPO時の水準の5倍以上となっている。テクニカル指標は強い買いを支持し、史上最高値の200.90ドル更新も期待される。

ギャラクシーデジタル株が上昇傾向

ギャラクシーデジタル傘下のカストディプロバイダーGK8は、セキュリティトークン特化型ブロックチェーンのPolymeshとの提携を発表した。この提携により、機関投資家向けインフラの強化が評価され、同社の株式は一時4%上昇した。

テクニカル指標では、相対力指数が上昇トレンドを示しており、株価が節目となる19.57ドルのレジスタンスラインを突破する可能性が意識されている。

次世代プロジェクトへの潮流、Solaxyに集まる期待

市場の動きはブロックチェーンの根幹を革新する次世代プロジェクトへの関心の高まりを示している。中でも注目されるのは、ソラナ初のレイヤー2ソリューションとして登場したSolaxy（SOLX）だ。

Solaxyは、ソラナブロックチェーンが抱えるスケーラビリティやネットワーク混雑といった技術的課題を解決すべく開発された新興アルトコインとして注目されている。

現在進行中の先行トークンセールでは、累計5500万ドル超の資金調達に成功しており、市場からの高い注目と期待がうかがえる。

ホワイトペーパーによれば、Solaxyはソラナの高いセキュリティ基準を踏襲しながら、トランザクション処理速度とネットワークの拡張性を大幅に向上させることを目的としている。

また、同プロジェクトはソラナの効率性とイーサリアムの流動性を融合するマルチチェーン設計を採用しており、エコシステム全体の相互運用性を強化するポテンシャルを秘めている。

今後の主要取引所への上場を控え、Solaxyは革新性と実用性の両面から、初期投資家やアナリストの間で次世代の注目銘柄として注目を集めている。

Solaxy公式サイト｜X（旧Twitter）｜Telegram

Maiko Harimoto

仮想通貨市場のトレンドを正確に捉え、ビットコインをはじめとする主要銘柄の動向を継続的に追っています。Web3.0領域に特化したコンテンツ制作に長年携わり、専門的なテーマでも読者にとってわかりやすく、有益な情報をお届けします。