デジタル資産企業ギャラクシー・デジタル・ホールディングスは7日、米国証券取引委員会(SEC)が同社の組織再編とデラウェア州への移転、およびナスダックへの上場案に関するS-4登録届出書を有効を宣言した。
同社は法人登記地をケイマン諸島からデラウェア州へ移転し、その後ナスダック・グローバル・セレクト・マーケットに上場することを目指している。
これには、ナスダックに上場する主体となる新たなデラウェア州の持株会社、ギャラクシー・デジタル Inc.の設立が含まれる。
ギャラクシー・デジタルは、トレーディング、資産管理、自己勘定投資、投資銀行業務、マイニングなど、暗号資産(仮想通貨)エコシステムの多様な分野で事業を展開している。
今回の組織再編とナスダック上場の決定は、グローバルなプレゼンスと資本市場へのアクセスを強化するというギャラクシー・デジタルの戦略的な動きを反映したものだ。
再編に伴い、既存のクラスA普通株式は新しい持株会社のクラスA普通株式に転換される。ただし、米国およびカナダの規制当局からの承認や株主の承認を必要としており、国際的な証券規制の遵守および投資家の支持確保が前進の鍵となる。
SECに提出された登録届出書には、株主投票を勧誘するための経営陣情報説明書として使用される目論見書と、新会社の株式登録に関する情報が含まれている。
組織再編を承認するための特別株主総会は、2025年5月9日に予定されている。同社は、規制当局および株主の承認が得られ次第、総会後速やかに取引を完了し、ナスダックへの上場を果たすことを見込んでいる。
同社のナスダック上場は、ビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)の承認など、デジタル資産が従来の金融市場で受け入れられつつある大きな流れとも一致する。
この動きにより、同社の認知度向上と資本へのアクセス改善が期待され、デジタル資産分野における戦略目標の達成を後押しすると考えられる。
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