FLOCK上場で72％急騰｜AI関連ミームコインも急騰間近か

AIプラットフォームのFLock.ioが韓国大手取引所への上場を受けて24時間で72.32％急騰。ミームコイン銘柄にも注目。

分散型人工知能（AI）プラットフォームのFLock.io（FLOCK）は5月30日、韓国の大手暗号資産（仮想通貨）取引所への上場を受けて大幅な価格上昇を記録した。

FLOCKは過去24時間で72.32％上昇し、現在価格は0.20ドル（約28.8円）となっている。この急騰は韓国の主要取引所であるBithumbとUpbitが同日、FLOCK/KRW取引ペアを新たに導入したことが要因とされる。

韓国市場への参入が価格急騰の引き金

ビッサムとアップビットは韓国の仮想通貨市場を支配する2大プラットフォームで、韓国投資家にとって高い流動性と取引量を提供している。FLOCK/KRW取引ペアの導入により、これまでドル建てでの取引が中心だった同銘柄へのアクセスが大幅に改善された。

韓国ウォン建て取引の開始は、投資家にとって為替リスクを避けながらFLOCKに投資する機会を創出した。これにより短期的な投機的買いが集中し、24時間で7割を超える価格上昇につながったとみられる。

FLock.ioは安全なデータ共有と協調的なAI開発を可能にする分散型ブロックチェーンプラットフォームとして位置づけられている。今回の上場により、韓国市場での認知度向上とユーザー基盤拡大が期待される。

AI関連銘柄の勢いがミームコイン市場にも波及

FLOCKの急騰は単独の現象ではなく、AI技術と仮想通貨を組み合わせたプロジェクトへの関心の高まりを反映している。ドージコイン（DOGE）やシバイヌ（SHIB）などの代表的なミームコインが築いた市場基盤の上に、AI要素を統合した次世代プロジェクトが台頭している。

従来のミームコインが主にコミュニティ主導の投機的性格を持っていたのに対し、新世代のAI統合ミームコインは実用的な技術基盤を提供することで差別化を図っている。

MIND of Pepeが示すAI駆動ミームコインの新潮流

AI関連プロジェクトの中でも特に注目を集めているのが、MIND of Pepe（MIND）となっている。この革新的なプロジェクトは、AI技術とペペコイン（PEPE）のブランド力を組み合わせることで、個人投資家向けの市場分析ソリューションを提供している。

MIND of Pepeは「クリプト・ネイティブAIエージェント」として設計され、ソーシャルセンチメント、オンチェーン活動、トークンの動きを通じて新興のトレンドを早期発見することに特化している。大規模言語モデル（LLM）やRAG技術を活用し、リアルタイムでの市場データ分析を行っている。

プロジェクトの注目すべき点として、総MINDトークン供給量の25％がAIエージェント自体のウォレットに配分されており、これにより分散型アプリケーション（dApps）との自律的な相互作用や新しいトークンの発行が可能となっている。

市場分析では、MIND of Pepeのような革新的なプロジェクトに対し、100倍のリターンが期待可能との見方もある。ペペミームの確立されたブランド力を活用することで、採用促進とトレンド発見能力の向上が期待されている。

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Hideaki Wakabayashi

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。