FARTCOIN急落18%でクジラが10億円投入｜次の爆上げに備える

ミームコインFARTCOINが18%急落する中、クジラは760万ドルを投じて買い向かっている。先物取引量も急増し、市場の注目が集まる。

ミームコインのFARTCOINは、市場全体の不安を受けて価格が18%下落したが、クジラ（大口投資家）による760万ドル（約10億9,440万円）規模の買いが観測され、先物取引高も急増している。

執筆時点で、FARTCOINの価格は1.16ドルで取引されており、過去24時間で14.6%下落した。この下落は、イランとイスラエルの緊張激化によって引き起こされた市場全体のパニックが原因である。わずか48時間で45%の上昇分を失う結果となった。

しかし、この下落局面で注目すべきは、FARTCOINに流入する膨大な取引量である。この異常な取引量の集中から、現在の価格下落はFARTCOINのポジションを構築する絶好の機会であるとの見方が広がっている。同銘柄は過去に大きなリターンをもたらした実績がある。

ミームコイン「FARTCOIN」が急落、クジラは買いの好機と判断か

ある著名なクジラは、この下落を好機と捉え、120万USDC（約1億7,280万円）を投じて114万FARTCOINトークンを取得した。この動きは市場で大きな注目を集めている。

このトレーダーはウォレットアドレス「F5D***acN」で識別され、3月に価格が0.233ドルだった底値付近で購入し、300%以上の利益を確保したと推測されている。経験豊富な投資家が再び1ドル前後で購入に動いたことで、他のクジラも追随する動きを見せている。

このことから、現在の価格水準がサポートとして機能し、FARTCOINが2ドルに向けた上昇に転じる可能性があると指摘されている。

実際に、3,700万ドル（約53億2,800万円）のポートフォリオを運用するHyperliquidのクジラは、FARTCOINをドルコスト平均法で購入するために640万ドル（約9億2,160万円）を割り当てている。

著名なトレーダーであるLieutenant Ponzi氏は、この下落後の次の上昇は、FARTCOIN史上「最大かつ最速の回復を示すローソク足」を形成すると考えている。

別のミームコイントレーダーも、FARTCOINが現在、暗号資産（仮想通貨）市場で最も注目されているコインの一つだと述べた。

今後の価格動向と重要サポートライン：ミームコインの正念場

FARTCOINの日足チャートを分析すると、トークンは1.06ドル前後の重要な分岐点に位置していることが分かる。価格は1.40ドル付近の高値に達した後、明確な下降トレンドにある。

現在の価格は、過去に何度もサポートとレジスタンスの両方として機能した重要なゾーンを試している。FARTCOINのようなボラティリティの高いミームコイン市場では、迅速な情報収集と取引実行が成功の鍵を握る。

特にクジラのような大口投資家は、高度なツールを駆使して利益を上げていることが多く、個人投資家が同様の成果を上げるには戦略的なアプローチが不可欠である。

ミームコイン市場を制する新技術：AI取引ボットの可能性

こうした市場環境で注目を集めているのが、テレグラム上で動作する人工知能（AI）取引ツールSnorter Botである。このボットは、ソラナやイーサリアムなど複数のブロックチェーンに対応し、ミームコイン取引に特化した機能を提供する。

Snorter Botの最大の特徴は、新規上場銘柄を瞬時に購入する「スナイピング機能」や、有力トレーダーの取引を自動で模倣する「コピートレード機能」を搭載している点にある。さらに、詐欺的なプロジェクトを検知するセキュリティ機能も備えており、リスクの高いミームコイン市場での安全性を高めている。

このエコシステムのネイティブトークンであるSnorter Token （SNORT）は、現在プレセール段階にあり、価格は0.0947ドルで提供されている。

すでに90万ドル以上の資金調達に成功しており、市場の期待は高い。SNORT保有者は、取引手数料が0.85%に割引されるほか、最大487%という高い年換算利回り（APY）のステーキングに参加できる。

FARTCOINの事例が示すように、ミームコイン市場は大きな機会を秘めているが、その変動を乗りこなすにはSnorter Botのような革新的なツールが強力な武器となるかもしれない。

Snorter Bot 公式サイト｜X（旧ツイッター）｜ホワイトペーパー

Kasumi Kamiyama

国内外の暗号資産ニュース、プロジェクト解説、投資動向などを専門に執筆。