DeFi Development Corp.(DFDV)は16日、ソラナ基盤のミームコインBONKとバリデータ共同運用およびBONKSOL統合で提携した。
DeFi Development Corp.(DFDV)は16日、ソラナ系ミームコインのボンク(BONK)と提携した。
今回の提携では、バリデータノードの共同運用とリキッドステーキング機能の導入が行われた。
この発表により、DFDVの新たなソラナ(SOL)保有量は1万60447トークン追加された。 その結果、総保有量は60万9190SOL(約107億円)に達した。
DFDVは、ソラナの蓄積および運用に特化した上場企業である。今回発表された提携は、同社にとって初めてのコミュニティ主導型ミームコインとの協業となる。
両者はソラナネットワーク上でバリデータノードを共同運営し、その運用によって得られるステーキング報酬を按分する仕組みを導入。これにより、ネットワークのセキュリティ強化にも貢献すると見られている。
BONKエコシステムはすでに400以上のソラナ関連プロジェクトと統合されており、DFDVはこの広範な影響力を活かして、ネットワークへの関与をさらに拡大する戦略を進めている。
今回のパートナーシップにより、DFDVはバリデータ運用からの収益強化を図るとともに、SOL Per Share(SPS:1株あたりのSOL価値)の向上を目指している。
BONKは、BONKSOLの統合を通じてコミュニティ主導型のリキッドステーキングの普及を目指している。これにより、BONK保有者はトークンをステーキングしながらも資産の流動性を維持できるようになる。
ステーキングを通じて得られるバリデータ報酬は、DFDVとBONKが分配する形となっており、報酬の仕組みにはBONKに特化した設計が取り入れられている。具体的には、BONKを重視するバリデータはBONKトークンの蓄積を優先的に行う仕様となっている。
BONKはソラナのソーシャルレイヤーとしての役割を担っており、これまでに多くのプロジェクトと統合を実現してきた。今回の協業により、その存在感はさらに強まる見通しだ。
今回の提携発表後、DFDVの株価は一時74%の急騰を記録した。投資家の間では、ソラナ関連事業の将来性と、BONKとの戦略的提携に対する期待が高まっている。
今回の協業は、ソラナネットワークのセキュリティ強化や、ミームコイン・エコシステムの拡大といった観点からも注目を集めている。
DFDVとBONKによる連携は、企業とコミュニティが共にインフラ運営を担う新たなモデルとして評価されており、暗号資産(仮想通貨)初心者にとっても分かりやすい形で、既存の枠組みを超えたイノベーションを促す取り組みと位置づけられる。
また、こうした動きを背景に、新しい仮想通貨プロジェクトへの関心も急速に高まっている。
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