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PUMPトークンは、話題のミーム通貨取引プラットフォーム「Pump.fun」上で注目を集める仮想通貨。ICOを経て話題になっている一方で、購入にあたっては注意点も存在します。
そこで本記事ではPUMPトークンの買い方・購入方法と、購入前に認識しておきたい点について解説します。
PUMPトークン以上に期待できるICO銘柄もセットで紹介するため、PUMPトークンへの投資を考えている方は、是非参考にしてください。
PUMPトークンの買い方は以下の通り。
海外取引所を用いるため、ミームコインの買い方としては少し難しいですが、Best Walletを用いることで難易度を下げることができます。
まずは仮想通貨ウォレット「Best Wallet」を用意しましょう。Best WalletはPUMPトークンの購入に直接は対応していませんが、用意しておくとこの後の海外取引所での仮想通貨の購入が非常に楽になります。
アプリをダウンロードし、アカウント作成後は、ウォレットのバックアップフレーズを安全な場所に保存してください。ウォレット内資産の管理に必要不可欠な情報となります。
次に、PUMPトークンを購入するための通貨であるUSDT(テザー)を用意します。Best Wallet内でクレジットカードを使って仮想通貨を直接購入するか、他の取引所からUSDTを受け取ることが可能です。
購入後はウォレット内にUSDTが正しく反映されているかを確認しましょう。
PUMPトークンは国内取引所では購入できないため、Bybitなどの海外仮想通貨取引所にアカウントを作成しましょう。
本人確認(KYC)を済ませた後、Best WalletからUSDTを取引所の入金アドレスへ送金します。
送金ミスを防ぐため、アドレスは正確にコピーしてください。
USDTの入金が確認できたら、取引所内でPUMPトークンを検索し、購入します。取引所によってはマーケット注文や指値注文が選べるため、好みに応じて選択してください。
購入後は、取引所内の「ウォレット」ページから保有しているPUMPトークンの数量を確認できます。
項目 | 内容 |
名称 | PUMP |
ティッカー | PUMP |
公開年 | 2025年7月 |
発行量 | 1兆枚 |
PUMPトークンは、Solanaブロックチェーン上で動く「Pump.fun」プラットフォームの公式ミームコインです。
Pump.funは、誰でも簡単に草コインを発行できるユニークな仕組みを持ち、注目を集めています。2025年7月に仮想通貨のICO(新規トークン販売)で1兆枚が発行され、価格は1枚あたり0.004USDTでスタートしました。
PUMPトークンは、Pump.fun内のさまざまな機能に使われます。たとえば、取引手数料の割引や、コミュニティ参加者への報酬、投票機能への参加などです。
エコシステム全体を支える存在となっており、以下のような特徴があります。
ただし、ICO直後には大口投資家(いわゆるクジラ)による大量売却が相次ぎ、0.002USDT台まで下落。一方で、この下落局面をチャンスと捉え、追加購入する動きも見られています。
Pump.funは、すでに数百万種類のトークンを生み出し、プラットフォーム全体で数億ドル規模の収益を上げているとも報じられています。
PUMPトークンは、pump公式Xの投稿によれば総供給量1兆枚が上限となっており、以下のように配分されます。
このような構成により、PUMPトークンは開発・運営・コミュニティ支援のバランスを取りながら、健全なエコシステムの構築を目指しています。
ここからはPUMPトークンの購入をおすすめできない理由を紹介します。
PUMPトークンは、上場時点ですでに大部分のトークンが売れる状態(アンロック済み)になっており、初期投資家がすぐに利益確定のために売却できる仕組みです。実際、上場直後には多くの投資家が売却に動き、それによりPUMPの価格が15%も下落したという報告もあります。
さらに、トークンの想定評価額(FDV)はすでに非常に高く、今後の成長余地が少なく感じられる点もネックです。これでは、価格が上がる前に売りが先行してしまい、後から買った人が損をするリスクが高まります。
Pump.funは「誰でも簡単にミーム通貨を作れる」という便利なツールですが、そのサービスがPUMPトークンを保有するメリットとどう繋がっているのかが分かりづらい、という声があります。
報道では「実用性が薄い」「収益の仕組みがはっきりしない」といった指摘も出ており、価格が大きく下がった背景にはこの点も影響していると考えられます。
さらに最近では、同じようなサービスを提供する競合「LetsBonk.fun」が取引量などでPUMPを上回る場面も出てきています。
市場全体の取引量も減ってきており、サービス自体の需要も落ちている可能性があります。
2025年はミーム通貨全体が盛り上がりを見せていますが、その中には急騰してすぐに暴落する“ポンプ&ダンプ”と呼ばれる動きも多く、投資家が損をするケースも増えています。
PUMPトークンが今後も注目され続ける保証はなく、ミーム通貨市場が冷え込んだときには「最後の逃げ場」として売られやすいというリスクもあります。
もちろん、ミーム銘柄すべてが悪いとは言いませんが、PUMPトークンには他と比べてもリスクが目立つ設計や状況が多く、慎重な判断が必要です。
PUMPトークンの発行元であるプラットフォームPump.funには、詐欺の疑いがかけられており、実際に複数の訴訟が起きているのも大きな懸念材料です。
具体的には、「法律で登録されていない証券を勝手に販売した」として、アメリカ・ニューヨークの裁判所で集団訴訟が提起されました。しかもPump.funだけでなく、関連企業のSolanaやJitoなども「一緒に関わっていたのではないか」として訴えられています。
さらに、Pump.funの運営方法に対しては、
といった批判も強まっており、信頼性に疑問を持つ声が増えています。
また、市場の調査レポートによると、Pump.funで作られたトークンのうち、なんと98.6%が「ラグプル」や「ポンプ&ダンプ」など詐欺まがいの動きをしていたことも明らかになっています。
これらの情報を総合すると、Pump.funそのものが「詐欺的な仕組み」として利用されている可能性があるという見方もあり、市場からの不信感はかなり高まっています。
Pump.funそのものへの不信感もあり、PUMPトークンへの投資はハイリスクと言えます。既にICOも終了しており、上場後のここから価格が上昇し続ける可能性は薄いでしょう。
ここではそんなPUMPトークンよりも投資期待値の高い、仮想通貨プレセール段階の銘柄を精選して一つだけ、紹介します。
PUMPトークンの注目度が高まる一方で、より将来性が高いと期待されているのが「Bitcoin Hyper(HYPER)」です。
Bitcoin Hyperは、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するために開発された新しいレイヤー2ソリューションであり、Solana Virtual Machine(SVM)を活用して高速処理と低手数料を実現しています。
これにより、ビットコインのセキュリティとSolanaのパフォーマンスを融合させた革新的なプロジェクトとなっています。
現在のICOではわずか1ヶ月で470万ドル以上を調達し、コミュニティからの期待が非常に高まっています。
PUMPトークンと比較した場合、投資先としての魅力がいくつもあります。
こうした特徴により短期的な話題性に頼るPUMPコインとは異なり、中長期的な成長が見込まれるプロジェクトとして、Bitcoin Hyperの将来性は評価されています。
今後のローンチや上場を見越して、早い段階から注目しておくべき有望銘柄の一つです。
ICO段階のため、詳しいBitcoin Hyperの買い方はこちらの記事を参照してください。
本記事ではPUMPトークンの買い方・購入方法を解説してきました。
PUMPトークンはICOが注目された一見魅力的な仮想通貨ですが、プラットフォーム自体へのリスクを抱えているため、おすすめ仮想通貨と胸を張って言える銘柄ではありません。
1000倍仮想通貨として成長するには短期間の急騰だけではなく、長期にわたって成長する銘柄を、上場前に掴んでおくことが必須条件です。
その意味で新しい仮想通貨に着目しつつも、ちゃんとユーティリティーを持つか、運営体制は健全かも確認しておく必要があります。
是非PUNPトークンの価格予想記事も参考にしつつ、投資判断をしてみてください。