2025年に注目すべき仮想通貨 おすすめプロジェクト4選

暗号資産（仮想通貨）ビットコイン（BTC）は10日、一時8万ドル台を割り込む展開となった。1月に記録した10万ドル超の史上最高値から約20%下落している。

仮想通貨市場は急速に成熟し、投資家の関心が単なる投機から実用性、処理速度、長期的価値へとシフトしている。特に、AIと分散型技術を組み合わせたプロジェクトや高速処理を実現するブロックチェーンが注目を集めている。これらの仮想通貨おすすめプロジェクトは、単なる価格変動だけでなく、実世界での応用や技術革新によって評価されるようになってきた。

ドージコイン：持続的な関連性の維持

ドージコイン（DOGE）は、著名人のサポートやXなどのプラットフォームとの関連性により、引き続き市場での存在感を維持している。支払い手段としての迅速な速度と低コスト、活発なコミュニティ、広い名前認知度が特徴だ。

当初はミームコインとして始まったが、現在では実際の決済手段としての採用が進み、特にオンライン決済やチップとしての使用が定着している。コミュニティ主導の開発やマーケティングにより、ブランド力を維持し続けている。

シバイヌ：ミームコインを超えた進化

シバイヌ（SHIB）は、単なるアルトコインからの脱却を図っている。Shibariumというレイヤー2ネットワークを構築し、ゲーム、非代替性トークン（NFT）、仮想プラットフォームへの拡張を進めている。デフレモデルを採用し、強力なコミュニティサポートを背景に、エコシステムの多様化を進めている。

特にShibariumの導入により、トランザクションコストの削減と処理速度の向上を実現し、実用性を高めている。NFTマーケットプレイスやメタバース機能を持つShib The Metaverseの開発も進行中で、エンターテイメントとコミュニティ体験の融合を目指している。

アプトス：速度と安定性に焦点を当てた成長

アプトス（APT）は、高速で安定したパフォーマンスを特徴とするLayer 1ブロックチェーンだ。2022年10月に立ち上げられ、Proof-of-Stake（PoS）コンセンサスメカニズムとMoveプログラミング言語を採用している。

並列処理技術により約16万TPSの高いトランザクションスループットをサポートし、ブロックチェーンのトリレンマ（スケーラビリティ、セキュリティ、分散化）の解決を目指している。

Aptosのエコシステムは、アクティブなウォレット数と開発者の関心が高まっており、Solanaの競合として位置づけられつつある。Block-STM技術による同時トランザクション実行は、イーサリアム（ETH）などの古いチェーンのスケーラビリティ制限に対処し、Moveプログラミング言語はスマートコントラクトのセキュリティとモジュール性を向上させている。

SUBBD：比類なきROIを持つプレセールの宝石

SUBBDは、AIとWeb3技術を活用して850億ドル規模のインフルエンサーサブスクリプション経済に革命をもたらす分散型プラットフォームだ。ERC-20規格に基づくSUBBDトークンは、総供給量10億トークンのうち2億トークンがプレセールに割り当てられている。わずか1週間で13万ドル以上を調達し、早期投資家からの関心の高さを示している。

SUBBDは現在フェーズ2にあり、プラットフォーム開発とベータテストに注力している。プレセール期間中は20％APYのステーキング報酬を提供し、トークン生成イベント（TGE）と取引所上場をロードマップに含んでいる。AIを活用したコンテンツ作成ツール、排他的なトークンゲート体験、ブロックチェーン決済の効率化など、クリエイターとファンの両方に価値を提供する。

SUBBDの「Create to Earn」エコシステムは、クリエイターが複数のチャネルを通じて収益化できる一方、ファンは割引と独占アクセスを享受できる構造になっている。Web3決済システムは仲介者を排除し、クリエイターの収益維持とプライバシーを確保している点がOnlyFansなどの中央集権型プラットフォームとの大きな違いだ。

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Hideaki Wakabayashi

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。