DOGE主導でアルトコイン下落、新ミームコインは60万ドル調達

ビットコインが過去最高値を更新後、市場は調整局面入り。主要アルトコインが下落する中、新たなミームコインに注目が集まっている。

暗号資産（仮想通貨）市場は15日、ビットコイン（BTC）が過去最高値となる約12万3000ドルを記録した後、典型的なブレイクアウト後の反落の様相を呈し、下落に転じた。

仮想通貨市場の高騰からトレーダーが利益を確定させたため、主要なアルトコインは広範囲にわたり下落を経験した。

このような中、コミュニティ主導の新しいミームコインに期待が集まっている。

ドージコイン主導でアルトコインも下落

CoinGeckoのデータによると、時価総額トップ10の仮想通貨の中で、ドージコイン（DOGE）が下落を主導した。

仮想通貨市場全体の広範な売りに押され、7%急落して0.19ドルとなった。

イーサリアム（ETH）は2.4%下落して3000ドルを割り込み、リップル（XRP）は2.9%、ソラナ（SOL）は4.3%下落した。

ビットコイン自体も月曜日の高値から3.7%下落し、11万7148ドルで取引されている。

専門家は健全な利益確定と分析

仮想通貨取引会社Wincentのシニアディレクターであるポール・ハワード氏は、利益確定売りによってビットコインは11万ドルから11万5000ドルの範囲に戻ると予想する。

一方、新たなサポート水準が確立されたことにも言及した。

しかし、ハワード氏は次のアルトコインシーズンは非常に異なるものになると警告している。

機関投資家向けの資産とは別に、コミュニティ主導のプロジェクトが新たな潮流を生み出している。

アルトコイン市場の新たな潮流、TOKEN6900

このような状況の中、コミュニティ主導の新たなミームコインの動きが注目を集めている。

イーサリアムブロックチェーン上で展開されるTOKEN6900（T6900）だ。

このミームコインは、アルトコイン市場の投機的な性質を風刺するというユニークなコンセプトを掲げている。

また、ホワイトペーパーによると、総供給量の40%をマーケティングに割り当てる大胆な戦略で、強力なコミュニティ形成と普及を目指す。

6月30日に開始されたプレセールでは、初日で7万ドル以上を調達するなど、早くも大きな関心を集めている。

大手資産の動向が市場全体の指針となる一方で、T6900のような独創的なミームコインが次の市場サイクルでどのような役割を果たすのか、多くの投資家が注視している。

TOKEN6900公式サイトを見る

葉月 友也

Cryptodnesライター。ブロックチェーン技術から最新のDeFi、NFTトレンドまで、専門知識を基に正確かつ魅力的な記事を執筆。初心者向け解説から専門家向けコラムまで幅広く対応。