5月第4週に登場したSXT・DOOD・BTCBULLのエアドロップ動向と、今後の価格ポイントを初心者向けに解説。
暗号資産(仮想通貨)市場はこのほど、ビットコイン(BTC)の史上最高値更新が目前に迫る中、新興プロジェクトによる仮想通貨エアドロップも増加している。
5月第4週目では、Space & Time(STX)、Doodles(DOOD)、BTC Bull Token(BTCBULL)という3つのトークンが投資家や初心者の注目を集めている。
SXTは、5月8日に公式トークン生成イベント(TGE)を迎えた仮想通貨だ。
SXTエアドロップでは、バイナンスローンチプールやチェーンリンクの新報酬プログラムと組み合わせて展開され、2億枚(総供給量の4%)を2段階で配布中だ。
受取対象は、チェーンリンクの参加者やスペース・アンド・タイムのテストネット体験者、コミュニティ非代替性トークン(NFT)保有者など幅広い。
また、STX発行元のSpace & Timeは、マイクロソフトのコーポレートベンチャーキャピタル子会社M12の支援を受けている。
ただ、5月8日の上場発表以降SXT価格は下落が続き、約30%値下がりしている。現在0.10ドルを割り込む可能性もあり、今後は買い需要の回復が焦点となる。
DOODは、大手NFTコレクション「Doodles」の公式トークンとして登場した。NFT発のトークンは近年、Bored Ape Yacht ClubのAPEやPudgy PenguinsのPENGUの成功事例が続き、業界で一つのトレンドとなっている。
DOODもエアドロップ直後は注目を集めた。しかしここ5日間では、35%の急落となっている。
現在0.0052ドルの抵抗線が意識されており、これを突破できれば上昇も見込める。一方、この水準を割り込む場合はさらなる下落も懸念される状況だ。
BTCBULLは、ビットコインの成長期待を背景に誕生したコミュニティ主導型のERC-20トークンだ。
仮想通貨投資家がビットコインの価格上昇局面で直接恩恵を受けられるよう設計されており、BTCが15万ドル、20万ドルなどの節目を突破するたびに、BTCBULL保有者へビットコインそのもののエアドロップが自動で提供される仕組みを持つ。
同トークンは現在、111%APYのダイナミックなステーキング報酬も付いたプレセールを行っており、執筆時点までに600万ドル(約8億6,000万円) の調達に成功。1トークンあたり約0.00252ドルで購入可能だ。
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