仮想通貨おすすめ戦略：AI関連が急浮上、主要銘柄も堅調推移

2025年に急成長が期待される仮想通貨を分析。BTC、ETHなどの主要銘柄から、AI関連銘柄まで投資戦略を解説。

2025年の暗号資産（仮想通貨）市場は新たな成長フェーズへと進化している。

ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）の主要銘柄が引き続き市場をリードする中、革新的なブロックチェーンプロジェクトやユースケースに投資家の注目が集まっている。

米大手資産運用会社グレースケール（Grayscale）が四半期レポートで発表した「Grayscale Research Top 20」では、今年高い成長ポテンシャルを持つ仮想通貨おすすめ銘柄が選定されている。

市場の中核を担う主要銘柄

2025年は米大統領戦で仮想通貨に友好的な姿勢を示していたドナルド・トランプ氏が勝利したことで再度上昇しており、一時は約1600万円の史上最高値を更新した。

ビットコインとイーサリアムが圧倒的2強を誇っており、安定性もありつつ長期で利益を伸ばしたい人に特におすすめできる。

イーサリアムは2024年7月に米国で9種類の現物ETH ETFの取引が開始され、アクセス性が向上した。2025年5月の「Pectra」アップグレードで手数料が下がり、操作性とスケーラビリティが向上している。

これにより、分散型アプリケーション（dApps）の開発環境がさらに整備され、実用性の高い仮想通貨おすすめ銘柄として位置づけられている。

高性能ブロックチェーンの台頭

ソラナ（SOL）は2020年にメインネットβが公開された高速・低手数料のレイヤー1ブロックチェーンで、Proof of History（PoH）とPoSの併用により、1秒あたり数千件のトランザクションを処理できる。

2025年初頭のミーム銘柄ブームで分散型取引所（DEX）の取引量が一時イーサリアムを上回り注目を集めたほか、VanEckが米国でソラナ現物ETFを申請、機関投資家の関心が高まっている。

バイナンスコイン（BNB）についても、定期的に焼却（バーン）をすることで価格の安定を維持しており、2025年5月時点では時価総額ランキング5位と高い位置に付けている。

AI関連銘柄の「MIND of Pepe」の登場

2025年に特に注目されているのが、AI技術を組み合わせた仮想通貨おすすめ銘柄。AI関連トークンとミームコインが投資家関心の62.8%を占め、市場を牽引する2大セクターとなった。

この潮流で最も注目されるプロジェクトがMIND of Pepe（MIND）。2025年5月現在、先行セールで1020万ドル以上を調達した。

このプロジェクトの核となるのは、自己進化型のAIエージェントを搭載した仮想通貨で、X（旧Twitter）やブロックチェーン上のデータをリアルタイムで学習・分析し、市場トレンドや投資機会のインサイトをMINDトークン保有者に提供する。

著名投資家やインフルエンサーの行動パターンを学習。開発チームは6万人の投稿を分析させ、3000件の行動パターンを学習させており、継続的な改善が期待されている。

MINDトークン保有者は、AIが生成するリアルタイム市場考察にアクセスでき、ステーキング機能では現在272%のAPY（年間利回り）で受動的な報酬を得ることが可能だ。

5月10日の機能リリース後は、専用ダッシュボードやボットAPI、オンチェーン解析モジュールなどの追加機能も予定されている。

MIND of Pepe公式サイト｜X（旧Twitter）｜Telegram

Hideaki Wakabayashi

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。