カルダノ(ADA)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は10日、CNBCのインタビューで、ビットコインの価格が年内に25万ドル(約3650万円)に到達する可能性があると予測した。
ホスキンソン氏は、暗号資産(仮想通貨)の普及拡大が価格上昇の主要因になると指摘している。2024年には世界の仮想通貨利用者が13%増加し、約6億5900万人に達した。
また同氏は、米国で準備が進む「GENIUS Act」や「STABLE Act」などのステーブルコイン法案が、規制環境の明確化をもたらすと述べた。
この規制整備により、アップルやマイクロソフトなどの大手テック企業がデジタル資産を自社エコシステムに統合する可能性が高まるという。
ホスキンソン氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)による潜在的な利下げが市場に「安価な資金」を流入させ、仮想通貨投資を後押しする可能性があると指摘した。
さらに、ウクライナや台湾を巡る地政学的緊張の高まりにより、投資家が従来の金融システムよりも分散型金融システムを選択する傾向が強まると予測している。
関税問題については、「大したことはない」と一蹴し、長期的な市場への影響は限定的だと述べた。
同氏は8月か9月頃に投機的関心が高まり、その後数ヶ月間強気相場が続く可能性があると予想している。
イーサリアム(ETH)などの主要アルトコインの共同創設者でもあるホスキンソン氏の見解は、仮想通貨の普及拡大、規制環境の整備、地政学的要因が相まって、ビットコインが近い将来大幅な成長を遂げる可能性を示唆している。
ストラテジーは12日、13,390ビットコインを約1,943億円で追加取得し、総保有数を568,840BTCに拡大したと発表した。
スカイブリッジ創業者のスカラムッチ氏が、SWFによるビットコイン本格購入には米国の暗号資産規制の明確化が不可欠だと語った。
ゴールドマン・サックスがブラックロックのビットコインETF、IBITの保有株を28%増やし、最大保有機関となった。
著名投資家ロバート・キヨサキ氏が米国経済危機を警告し、ビットコインや金・銀への資産移行を呼びかけた。