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ソラナ、イーサリアム超えの準備資産に|米証券キャンター分析

17.06.2025 19:19 1 分で読了 友也 葉月
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ソラナ、イーサリアム超えの準備資産に|米証券キャンター分析

米証券キャンターフィッツジェラルドは、ソラナをイーサリアムより優れた準備資産と評価。関連企業のカバレッジを開始した。

米証券会社キャンターフィッツジェラルドは17日、ソラナ(SOL)がイーサリアム(ETH)よりも企業の準備資産として、理にかなっていると分析した

ソラナ関連3社の強気な評価

キャンターフィッツジェラルドは、ソラナに特化した企業3社の株式カバレッジを開始した。

対象はDFDV、UPXI、HODLの3社で、いずれも投資判断を強気とした。

目標株価については、DFDVに45ドル、UPXIに16ドル、HODLに54カナダドルをそれぞれ設定している。

同社は、ソラナが持つ優れた技術が、現在の市場を牽引するイーサリアムの地位を脅かすと指摘する。

イーサリアムの時価総額は現在、ソラナの約863億ドルに対し2.5倍の規模を誇るが、この差は今後縮まる。

カバレッジ対象の3社は、ソラナエコシステムの成長を活用し、純資産価値を超える株式プレミアムを生み出す。

技術的優位性と市場の期待

アナリストがソラナを高く評価する背景には、その明確な技術的優位性がある。

ソラナの取引処理速度は毎秒6万5000件に達し、手数料は0.01ドル未満と非常に低い。

これは、イーサリアムと比較して処理能力、速度、コスト効率の全てで上回っており、dAppsや機関投資家にとって魅力的な基盤となる。

最近の開発者の動向も、ソラナへのシフトを示唆している。

同ブロックチェーン上の開発者活動はイーサリアムを上回るペースで増加しており、エコシステムの拡大が期待されている。

キャンターフィッツジェラルドは、ソラナが将来的にオンチェーン金融において選択され、SOLを準備資産として保有する企業価値が高まると予測する。

こうした動向は、企業が仮想通貨をどのように評価し、ポートフォリオに組み込むかという点で、新たな潮流を生む。

一方で、一部のアナリストはリスクも指摘する。

準備資産を保有する企業が急増することは、2022年に起きたGBTCのプレミアム崩壊のようなシステミックリスクを招く。

特に市場の混乱期に強制的な資産売却が起きた場合、その影響は大きいと警戒されている。

Cryptodnesライター。ブロックチェーン技術から最新のDeFi、NFTトレンドまで、専門知識を基に正確かつ魅力的な記事を執筆。初心者向け解説から専門家向けコラムまで幅広く対応。

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