BTCクジラ、2日間で2万枚購入｜関連アルトコインも急浮上か

ベテランアナリストが30日、大口投資家が2日間で20,000BTC以上を購入したと報告。アルトコイン市場にも影響を与えるか。

ベテラン暗号資産（仮想通貨）アナリストのアリ・マルティネス氏は30日、大口ビットコイン（BTC）投資家が過去2日間で2万BTC以上を購入したことを報告した。

マルティネス氏はX上で、100から1000BTCを保有する投資家層が48時間で大量購入を行ったとデータを公開した。このような大口投資家の動向は、ビットコインだけでなくアルトコイン相場にも強い影響を与えることが多い。

大口投資家によるビットコイン集中化の進行

マルティネス氏のチャートによると、これらの大口投資家は現在約470万BTCを保有している。この数量はビットコインの流通量の約24%に相当し、市場における資産集中化の進行を示している。

100から1000BTCを保有する投資家層は、機関投資家や富裕層を含む重要な市場参加者とされている。彼らの購入行動は、ビットコインの長期価値への信頼を示すとともに、アルトコイン投資家にとっても心理的な支援材料となっている。

取引所からの資金流出も同時に増加しており、保有目的での購入であることを裏付けている。この傾向は売り圧力の軽減を意味し、仮想通貨市場全体の価格安定に寄与する可能性が高い。

テクニカル指標とアルトコイン市場への影響

マルティネス氏は、ビットコインの12時間チャートでTDシーケンシャル指標が買いシグナルを点灯していることも指摘した。このテクニカル分析は、上昇転換や上昇モメンタムの根拠として市場参加者に注目されている。

過去1か月間で仮想通貨市場全体に190億ドルの資金流入があった。ビットコインの価格上昇は通常、イーサリアム（ETH）やソラナ（SOL）などの主要アルトコインにも波及する傾向があり、今回の動きもアルトコイン投資家にとって追い風となる可能性がある。

ソーシャルメディアでは、著名なビットコイン支持者であるマイケル・セイラー氏が購入者の一人ではないかとの推測も出ているが、確認されていない。

ビットコイン強気相場でBTC Bull Token注目高まる

こうしたビットコインの強気な市場環境の中で、注目を集めているのがBTC Bull Token（BTCBULL）だ。同トークンは2025年初頭に登場した「公式ビットコインミームコイン」として自らを位置づけ、ビットコインの価格上昇と連動した独自のメカニズムを導入している。

BTC Bull Tokenは、ビットコインが特定の価格マイルストーン（12万5000ドル、25万ドルなど）に到達すると、保有者にビットコインのエアドロップとトークンバーンを実行する仕組みを採用している。

2025年2月10日からプレセールが開始されており、開始価格は0.00235ドルに設定されている。プレセール開始から2日間で100万ドル以上を調達するなど、投資家の関心の高さを示している。

BTC Bull Tokenの最も特徴的な点は、ビットコインの価格上昇に直接連動したリワード機能となっている。ビットコインが10万ドル、25万ドルなどの節目を突破するたびに、保有者のウォレットに自動的にビットコインがエアドロップされる仕組みを採用している。

現在のビットコイン市場の強気な状況と大口投資家による積極的な買い増しは、アルトコイン市場全体にとってポジティブな要因となっており、BTC Bull Tokenのような革新的なプロジェクトへの関心も高まっている。

BTC BULL公式サイト｜X（旧Twitter）｜Telegram

Hideaki Wakabayashi

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。