バイナンスUSがハイパーリキッド(HYPE)のスポット取引開始を発表。5月30日には先物取引がスタートしている。
暗号資産(仮想通貨)取引所大手バイナンスUSは3日、分散型取引所(DEX)プラットホーム「ハイパーリキッド」の独自トークンHYPEのスポット取引を近日中に開始すると発表した。
同社は5月30日、同社の先物取引所にてHYPEトークンの永続契約を開始し、最大75倍のレバレッジを提供している。
HYPEは、過去24時間で7%以上上昇しており、史上最高値である39.9ドルに迫る動きを見せている。
The $HYPE is real.
Spot trading for @HyperliquidX is coming soon to https://t.co/AZwoBOh0gq. Follow us to get notified when our new listing goes live. pic.twitter.com/CrpenFv2uh
— Binance.US 🇺🇸 (@BinanceUS) June 2, 2025
ハイパーリキッドは、高速デリバティブ取引に最適化されたレイヤー1ブロックチェーンおよびDEXプラットホームだ。2024年11月には、当時12億ドル相当のHYPEトークンエアドロップが実施され、大きな注目を集めた。
HYPEトークンは、同プラットホームの独自トークンとなっており、ステーキングやガバナンスに使用できる。
同プラットフォームには、2025年3月に「HyperEVM」という新機能を導入し、イーサリアム(ETH)互換性のある環境も提供を開始させている。
HyperEVMでは、HYPEトークンがトランザクション手数料としても使用される。
ハイパーリキッドは現在、分散型金融(DeFi)のパーペチュアル先物市場で80%のシェアを獲得し、バイナンスやBybitといった中央集権型の仮想通貨取引所に挑んでいる。
シンプルなUI/UXで個人トレーダーから機関投資家まで幅広く支持を集める。さらに、中央集権型取引所と異なり、ユーザーの資産を預かることなく、透明で安全な取引環境を提供できる。
同プラットホームの急成長は、分散型プラットフォームが中央集権型に匹敵する可能性を示しており、今後さらなる市場拡大が期待されている。
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