仮想通貨取引所のバイナンスは分散型取引所ハイパーリキッドの基軸トークンHYPEの先物取引を開始。最大75倍レバレッジを提供する。
暗号資産(仮想通貨)取引所大手のBinance(バイナンス)は30日、分散型取引所プラットフォーム「ハイパーリキッド(Hyperliquid)」の基軸トークンHYPEの先物取引を開始した。
新たに上場されたUSDTマージン型HYPE永続契約では最大75倍のレバレッジが提供されている。
HYPEは現在、時価総額約109億4000万ドルを誇り、仮想通貨市場において15位に位置する。 このトークンは分散型金融(DeFi)の効率性向上を目的として設計され、スケーラビリティ、処理速度およびアクセシビリティの向上に注力している。
ハイパーリキッドプラットフォームは、従来のDeFiプロトコルが抱える課題の解決を目指している。HYPEトークンはそのエコシステムの中核を担い、高い時価総額とランキングはコミュニティや機関投資家からの信頼を物語る。
バイナンスによるHYPE先物の上場は、同取引所のデリバティブ商品拡充戦略の一環として位置づけられる。
最大75倍という高レバレッジの提供は、投機的な取引機会を求める市場の需要に応えている。無期限契約の特性により満期日を設けず継続的な取引が可能となり、資金調達率の仕組みが市場操作の防止に寄与している。
取引所への新規上場は一般に取引活動の増加と価格変動の拡大を招くため、HYPE価格への影響が注目される。
バイナンスが大型トークンを先物商品に追加することで、OKXやBybitなど競合他社に対して優位性を確保する狙いがある。こうした動きは主要な仮想通貨取引所海外間の競争激化を浮き彫りにしている。
ゲーム企業SharpLinkはETHを追加購入し、総保有量が285,894ETHに達した。上場企業として世界最大のイーサリアム保有者となった。
NYSE ArcaはProSharesのレバレッジ型リップルETFを承認。XRPを直接保有せず、先物などを利用し日時リターン2倍の値動きを目指す。
上場企業シャープリンク・ゲーミングがイーサリアムを大量に購入し、最大の法人保有者となった。この動きは市場価格を押し上げた。
バイナンスは、結合曲線を基盤とした新たなトークン生成イベントモデルを発表。需要に応じて価格が変動する仕組みとなる。