バイナンスアルファは5月11日、ソラナ基盤のミームコインMOODENGとGOATを追加。両コインは大幅な値上がりを記録している。
バイナンスアルファは11日、ソラナ(SOL)基盤のミームコイン「ムーデン(MOODENG)」と「ゴート(GOAT)」を上場可能性プレリストとして追加した。
この発表を受け、両トークンは急速に注目を集め、市場価格も大きく変動した。
MOODENGは発表直後に60%以上上昇し、最高値は0.20ドル(約29円)に達した。一方、GOATも27%の値上がりを見せ、0.1544ドル(約22円)で取引された。
MOODENGは、タイのインターネット上で人気を集めたカバ「ムーデン」に着想を得たミームコインだ。イーサリアム(ETH)共同創業者のヴィタリック・ブテリン氏が同キャラクターに言及したことで話題となった。
GOATは2024年、Truth TerminalというAIチャットボット主導のコミュニティから誕生したミームコインで、AI駆動のストーリー展開による独自性が特徴だ。
いずれもソラナ基盤で開発されており、特にMOODENGは2025年初頭の下落局面から大きく反発。
バイナンスアルファでの取り上げをきっかけに時価総額は1.4億ドル(約203億円)未満から1.8億ドル(約261億円)超へと急増した。
GOATも1週間で時価総額が1億ドル(約145億円)増加している。
両コインの急騰には、ソラナを基盤とした資産全体の上昇や暗号資産(仮想通貨)市場の強気ムードも影響している。
ビットコイン(BTC)が10万ドル(約1450万円)を突破する中、投資家の関心がミームコインにも波及したとみられる。
コミュニティの盛り上がりも顕著で、MOODENGはタイ文化の共感を呼び、GOATはAI技術とストーリーテリングを駆使して注目を集めている。
SNSやソラナ関連のオンラインコミュニティでは活発な議論が続き、短期間で多くの投資家を引きつけた。
なお、両トークンはバイナンス取引所での上場ではなく、バイナンスアルファによる事前投票プラットフォームへの追加であることに注意が必要だ。
今後の動向次第では、さらに多くの投資家やコミュニティから注目を集める可能性がある。
仮想通貨取引所のバイナンスは分散型取引所ハイパーリキッドの基軸トークンHYPEの先物取引を開始。最大75倍レバレッジを提供する。
資産運用会社のREX Sharesが米SEC向けETHとSOLのステーキングETF目論見書を提出。新しいETFの実現目指す。
仮想通貨取引所Upholdは、米国顧客向けステーキングサービスを再開。FlareネットワークでのXRPステーキングも検討中。
米SECはグレースケールのアバランチとカルダノのスポットETF転換申請について、審査期間を7月15日まで延長すると発表した。