免責事項:暗号資産は高リスクな投資商品であり、資金の一部または全額を失うリスクがあります。CryptoDnesは情報提供のみを目的とし、投資アドバイスは行っていません。独自調査と専門家相談の上、投資判断を行ってください。当メディアは投資に関する損失について一切責任を負いません。当メディアへのアクセスにより、これら諸リスクを理解し受諾したものとみなします。免責事項全文をご確認下さい。
CryptoDnesでは一部のコンテンツでアフィリエイトプログラムを利用しており、リンク先での取引利用により収益が発生する場合があります。これらの収益は当サイトの運営費に充てられますが、記事の内容や評価には一切影響しておりません。編集コンテンツはすべて独立性を保って制作しています。
免責事項:暗号資産は高リスクな投資商品であり、資金の一部または全額を失うリスクがあります。CryptoDnesは情報提供のみを目的とし、投資アドバイスは行っていません。独自調査と専門家相談の上、投資判断を行ってください。当メディアは投資に関する損失について一切責任を負いません。当メディアへのアクセスにより、これら諸リスクを理解し受諾したものとみなします。免責事項全文をご確認下さい。
リップル(XRP)の価格は4日、前日から約2.6%上昇し、2.25ドルで取引されている。
この上昇は、ドバイ国際金融センター(DIFC)のドバイ金融サービス機構(DFSA)がリップルの米ドル連動ステーブルコインRLUSDを承認したニュースに直接起因する。
この規制上の承認は、リップルのグローバル展開における重要な一歩であり、XRPの市場センチメントを大きく押し上げた。
さらに、機関投資家のリップルに対する需要拡大も、価格上昇の背景にある主要な要因として浮上している。
リップル社が開発したステーブルコイン「RLUSD」は、米ドルに1:1で連動し、厳格な準備金管理と透明性を特徴とする企業向けの金融商品として設計されている。
6月3日、DFSAはRLUSDをドバイ国際金融センター内で使用可能な仮想通貨として正式に承認。
この承認により、約7000社のドバイ国際金融センター登録企業が、クロスボーダー決済やデジタル資産のカストディ、財務運用にRLUSDを活用できるようになった。
リップルはすでに3月にDFSAからブロックチェーン決済サービスのライセンスを取得しており、今回の承認はアラブ首長国連邦(UAE)の4000億ドル規模の国際貿易市場へのさらなる進出を後押しする。
RLUSDは、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)およびDFSAの二重の規制下にあり、厳格なコンプライアンス基準を満たしている。
この規制上の信頼性が、リップルのエコシステム全体に対する市場の信頼を高め、価格上昇を後押しした。
リップルの幹部は、RLUSDが従来のクロスボーダー決済の非効率性を解消し、機関投資家向けの信頼性の高いブロックチェーンソリューションを提供すると強調している。
リップルの価格動向は、機関投資家の関心の高まりにも支えられている。
ナスダック上場の再生可能エネルギー企業VivoPowerは、1億2100万ドルを投じてリップルに特化した財務戦略を構築すると発表。
また、中国に拠点を置くWebus Internationalは、3億ドルの非株式ファイナンスを通じてリップル準備金を設立する計画を明らかにした。
これらの動きは、リップルが機関投資家のポートフォリオにおける価値ある暗号資産(仮想通貨)としての地位を確立しつつあることを示す。
さらに、ドイツ第二位の銀行であるDZ Bank(資産規模3500億ユーロ以上)が、リップルのデジタル資産カストディプラットフォームを欧州での本格展開に採用したことも、市場の強気なセンチメントを後押ししている。
リップル(XRP)の価格は方向感を欠く展開が続いている。
以下では、週足および日足チャートのテクニカル指標を詳細に分析し、中長期および短期の価格動向を予測する。
出典:TradingView XRP/USD 週足 (2023年~現在まで)
週足チャートを概観すると、リップル価格は中長期的な強気基調を維持している。
2023年9月に20週移動平均線(MA)が100週MAを上抜けるゴールデンクロスが発生し、上昇トレンドの開始を明確に示した。
このシグナルは、2024年11月から12月にかけての急騰を予兆し、ビットコイン主導の強気相場と共鳴する形でXRP価格は約5.5倍に急上昇した。
現在の価格水準は2.25ドルであり、100週MA(約1.07ドル)からの乖離が顕著である。
この乖離は市場の過熱感を反映し、過去の価格パターンに基づけば、調整局面で100週MAへの回帰リスクが潜む。
現時点で価格は20週MA(約2.36ドル)近辺での攻防を続けており、この水準を維持できない場合、2.00ドル付近の主要サポートゾーンが試される可能性が高まる。
一方、20週MAを明確に上抜ける動きがあれば、3.00ドル台への上昇余地が広がる。
出典:TradingView XRP/USD 日足 (2025年~現在まで)
日足チャートでは、5月中旬に20日MAと100日MAのゴールデンクロスが発生し、短期的な上昇トレンドの開始が示唆された。
しかし、価格は一時的に100日MAを下回り、方向感を欠く展開が続いている。6月4日時点で価格は100日MA(約2.20ドル)近辺で推移。
20日MA(2.30ドル)を突破できれば短期的な強気トレンドへの転換が期待される。
直近の取引では、6月3日に取引量が平均の10倍に達する急増を伴い、2.194ドルから2.199ドルへ1.58%上昇した。
この動きは、買い圧力の回復を示唆するが、2.30ドルのレジスタンス突破がなければ上値は限定的となる。
逆に、2.08ドルの直近安値を下抜ける場合、1.80ドル付近の次なるサポートゾーンが視野に入る。
相対力指数(RSI)は50近辺で推移し、方向感が定まらない状況を反映しているが、取引量の増加は短期的な反発の可能性を示唆する。