免責事項:暗号資産は価格変動による元本割れのリスクがあります。CryptoDnesは情報提供を目的とし、投資助言は行いません。投資に関する損失について一切責任を負わず、投資判断は自己責任となります。免責事項全文をご確認下さい。
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ドージコイン(DOGE)は7日、過去24時間で約5%上昇し、0.174ドル台で取引されている。
この価格変動の主因は、イーロン・マスク氏が新たに立ち上げたアメリカ党がドージコインを支持する可能性に関する市場の憶測である。
マスク氏は過去にドージコインへの支持を公言しており、今回同氏が新政党設立とともにビットコインの支持を表明したことで、ドージコインも次に注目される暗号資産(仮想通貨)として期待が高まっている。
マスク氏は最近、ドナルド・トランプ大統領との意見対立を背景に、アメリカ党を設立した。
同氏はこの新党が仮想通貨を積極的に支持する方針を示唆し、特にビットコインについて「法定通貨は絶望的」と述べてその採用を明言した。
一方で、ドージコインに関する直接的な言及は避けたものの、ドージコイン共同創設者シベトシ・ナカモト氏のアメリカ党支持に関する投稿をリツイートしたことから、市場ではマスク氏が再びドージコインを後押しする可能性への期待が広がっている。
ドージコインはこれまで、マスク氏の支持表明や関連発言によって大きく価格が変動してきた歴史を持つ。同氏のツイートや公的発言は、小売投資家の関心を急速に引きつけ、短期的な価格急騰を誘発する傾向がある。
オンチェーン分析プラットフォーム Coinglass のデータによれば、ドージコインの取引量は過去24時間で250%急増した。
この急激な増加は、トレーダーがドージコインの今後の価格変動に積極的に賭けていることを示している。
こうした市場の熱狂は、イーロン・マスク氏の発言や行動が依然としてドージコインに強い影響力を持っていることを改めて浮き彫りにしている。
マスク氏によるアメリカ党設立の発表と仮想通貨支持の姿勢は、ドージコインをはじめとするミームコイン市場に新たな投機的関心を呼び起こしている。
さらに、同氏が再びドージコイン支持を表明する可能性が取り沙汰される中、価格上昇への期待感が一層高まっている。
ドージコインは0.17ドル台での推移が続き、重要なテクニカル水準での攻防が見られる。週足および日足チャートの分析から、短期および中期的な価格の方向性を探る。
出典:TradingView DOGE/USD 週足(2023年~現在まで)
週足チャートにおけるドージコインの動向は、2024年の強気相場から2025年の調整局面への移行を明確に示している。
2024年2月、20週移動平均線が100週移動平均線を上抜けるゴールデンクロスが発生し、長期的な上昇トレンドが確認された。
この時期、ビットコインETFの承認や米国大統領選挙を背景とした仮想通貨市場全体のポジティブなセンチメントが、ドージコインを0.48ドルの高値へと押し上げた。
しかし、2025年に入ると、価格は20週移動平均線を明確に突破できず、調整圧力が強まった。
現在の価格は100週移動平均線付近でサポートを受けつつも、0.20ドル付近の20週移動平均線を再び試す展開が続いている。
この水準を突破できれば、強気トレンドの再開が期待されるが、失敗した場合、0.12ドル台への下落リスクが高まる。
出典:TradingView DOGE/USD 日足(2024年~現在まで)
日足チャートでは、2025年2月に20日移動平均線が100日移動平均線を下抜けるデッドクロスが発生し、短期的な弱気トレンドが形成された。
このシグナル後、価格は高値と安値を切り下げ、一時0.14ドルを下回る場面が見られた。その後、買い戻しにより0.25ドル台への急反発を記録したが、この上昇は持続せず、0.14ドル台へ後退。
現在、0.14~0.15ドルゾーンがサポートとして機能しているが、上方向では0.20ドルのレジスタンスが強い抵抗線として立ちはだかる。
相対力指数(RSI)は現在40付近で推移し、過度な売り圧力は後退しているものの、明確な買いシグナルはまだ現れていない。
0.20ドルを明確に突破できれば、0.25ドル台への再挑戦が視野に入るが、サポート割れの場合は0.12ドルが次の下値目途となる。