リップルXRPで億り人に？｜最新AIに方法を聞いてみた

人工知能（AI）が、XRPで資産を築くための仮想通貨億り人になるための長期戦略を分析。ドルコスト平均法（DCA）や代替案となる取引ボットについても解説する。

ここ数カ月でリップル（XRP）は顕著な成長を遂げ、市場で最も人気のあるアルトコインの一つとしての地位を確立している。今週の強気相場の再来は、同通貨を新たな高みへと押し上げる可能性がある。

リップルを巡っては、米証券取引委員会（SEC）との訴訟の終結見込みや、初の現物リップルETF登場への期待、リップル社が発行するステーブルコインRLUSDの成功など、好材料が続いている。

このような状況下で、AIにリップルで資産を築くための戦略を尋ねた。

AIが示す仮想通貨で億り人になる長期戦略

最も広く利用されているAIチャットボットであるChatGPTは、リップルで大きな資産を築くための方法について、長期的な視点を持つことの重要性を強調した。

ChatGPTは、「リップルで100万ドル（約1億7,000万円）を目指すには、まずそのモデルを理解する必要がある。実用性のないミームコインとは異なり、リップルは世界の銀行システムへの統合を目指している。採用が拡大し続ければ、価格の大幅な上昇が期待できる」と分析する。

AIは一度に全額を投じるのではなく、ドルコスト平均法（DCA）を用いた段階的な購入を推奨している。

これは、毎月一定額のリップルを価格に関わらず購入し続けることで、市場の変動リスクを平準化する方法だ。また、価格が特定の水準に達するごとに一部を売却する段階的な売却戦略も賢明だという。

さらに、資産を長期的に保護するため、LedgerやTrezorのようなコールドウォレットの使用は不可欠であり、中央集権型の取引所に資産を保管し続けないよう注意を促した。

代替案「Snorter Bot」による多様化

AIはリップルへの集中を避けたい人々のために、代替案としてSnorter Botを提示した。Snorter Botは現在プレセール段階にある、市場で注目されているプロジェクトの一つだ。

ChatGPTによると、このプロジェクトは主要な仮想通貨取引所に接続された自動取引ボットであり、市場の価格差を利用したアービトラージを24時間体制で最適化するよう設計されている。

単一のトークンの価格上昇に頼る戦略とは異なり、人間の介入なしに複雑な戦略を自動で実行し、継続的な利益を生み出すことを目指す。

このボットで得た収益をリップルのような他の資産に再配分したり、ステーブルコインに換えたりすることも可能だ。一部のユーザーは、DCAでリップルを蓄積しつつ、その購入資金をSnorter Botで補うというハイブリッドなアプローチを実践している。

このアプローチは、ポートフォリオを多様化させたい投資家にとって有効であり、リップルだけでなく、市場の主要な資産であるビットコイン（BTC）などにも応用できる。

AIは、このハイブリッドアプローチの利点を「リスクの多様化と柔軟性」にあると指摘する。仮にリップルの価格が停滞した場合でも、ボットが収益を生み出し続けることで、資産目標への歩みを止めずに済む。

結論として、AIはリップルでミリオネアになることは不可能ではないとしつつも、それには時間、規律、そして明確な戦略が必要不可欠であると強調した。

Snorter Bot公式サイトを見る

神山 佳澄

国内外の暗号資産ニュース、プロジェクト解説、投資動向などを専門に執筆。