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シャープリンクが最大のイーサリアム保有者に、ETH追加購入で

16.07.2025 13:13 1 分で読了 海輝 土岡
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シャープリンクが最大のイーサリアム保有者に、ETH追加購入で

ゲーム企業SharpLinkはETHを追加購入し、総保有量が285,894ETHに達した。上場企業として世界最大のイーサリアム保有者となった。

ゲームとデジタル資産に注力するシャープリンクは15日、イーサリアム(ETH)を5,188ETH追加取得し、総保有量が285,894ETHに達した。

この動きにより同社は、イーサリアム財団を凌ぐ、世界最大のイーサリアム保有者となっている。

積極的なイーサリアム購入戦略

今回の追加購入以前にも、同社は大規模なイーサリアム取得を進めていた。

同社は7月7日から13日にかけて、74,656 ETHを平均価格2,852ドルで取得している。

それに先立つ6月13日には、4億6,300万ドルを投じて176,271 ETHを購入済みだ。

これらの購入資金は、At-The-Market(ATM)ファシリティを通じた株式発行によって賄われた。

同社は7月に2,450万株を発行し、4億1,300万ドル(約611億円)を調達した。

7月13日時点で、さらなる購入のために2億5,700万ドルの未使用の流動性を確保しており、今後も暗号資産(仮想通貨)の取得を続ける姿勢を示している。

ステーキング報酬も獲得

同社は、保有するイーサリアムの99.7%をステーキングに割り当てている。6月2日以降に得たステーキング報酬は415 ETHに上る。

同社の経営陣は、イーサリアムを「デジタルコマースの基盤となるインフラ」と位置づけており、従来の資産よりも優先する方針を明確にしている。

この仮想通貨中心のアプローチは市場でも注目されており、同社の株価(SBET)は過去6ヶ月で298%急騰した。

今回の発表があった15日の取引でも、株価は日中で10%上昇し、市場の好意的な反応がうかがえる。一方で、同社のベータ値は12.1と極めて高く、市場の変動に大きく影響される高いボラティリティを示している。

EBITDAは-399万ドルであり、収益性の確保が今後の課題となる。

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。

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