ゲーム企業SharpLinkはETHを追加購入し、総保有量が285,894ETHに達した。上場企業として世界最大のイーサリアム保有者となった。
ゲームとデジタル資産に注力するシャープリンクは15日、イーサリアム(ETH)を5,188ETH追加取得し、総保有量が285,894ETHに達した。
この動きにより同社は、イーサリアム財団を凌ぐ、世界最大のイーサリアム保有者となっている。
今回の追加購入以前にも、同社は大規模なイーサリアム取得を進めていた。
同社は7月7日から13日にかけて、74,656 ETHを平均価格2,852ドルで取得している。
それに先立つ6月13日には、4億6,300万ドルを投じて176,271 ETHを購入済みだ。
これらの購入資金は、At-The-Market(ATM)ファシリティを通じた株式発行によって賄われた。
同社は7月に2,450万株を発行し、4億1,300万ドル(約611億円)を調達した。
7月13日時点で、さらなる購入のために2億5,700万ドルの未使用の流動性を確保しており、今後も暗号資産(仮想通貨)の取得を続ける姿勢を示している。
同社は、保有するイーサリアムの99.7%をステーキングに割り当てている。6月2日以降に得たステーキング報酬は415 ETHに上る。
同社の経営陣は、イーサリアムを「デジタルコマースの基盤となるインフラ」と位置づけており、従来の資産よりも優先する方針を明確にしている。
この仮想通貨中心のアプローチは市場でも注目されており、同社の株価(SBET)は過去6ヶ月で298%急騰した。
今回の発表があった15日の取引でも、株価は日中で10%上昇し、市場の好意的な反応がうかがえる。一方で、同社のベータ値は12.1と極めて高く、市場の変動に大きく影響される高いボラティリティを示している。
EBITDAは-399万ドルであり、収益性の確保が今後の課題となる。
NYSE ArcaはProSharesのレバレッジ型リップルETFを承認。XRPを直接保有せず、先物などを利用し日時リターン2倍の値動きを目指す。
上場企業シャープリンク・ゲーミングがイーサリアムを大量に購入し、最大の法人保有者となった。この動きは市場価格を押し上げた。
バイナンスは、結合曲線を基盤とした新たなトークン生成イベントモデルを発表。需要に応じて価格が変動する仕組みとなる。
米ゲーム企業SharpLink Gamingは12日、21487ETHを追加購入し、世界最大の上場ETH保有企業となった。