NYSE ArcaはProSharesのレバレッジ型リップルETFを承認。XRPを直接保有せず、先物などを利用し日時リターン2倍の値動きを目指す。
ニューヨーク証券取引所傘下のNYSE Arcaは14日、資産運用企業ProShares社のレバレッジ型リップル(XRP)ETFの上場と登録を承認した。
NYSE Arca grants approval for ProShares Ultra XRP ETF ($UXRP). pic.twitter.com/pBehqRcxF2
— 𝗕𝗮𝗻𝗸XRP (@BankXRP) July 15, 2025
ティッカーシンボルUXRPで取引されるこのETFは、暗号資産(仮想通貨)のリップルを直接保有しない仕組みだ。
代わりに先物契約やスワップ契約といったデリバティブを利用し、リップルの日次リターンの2倍を目指す。
取引開始は今週中を予定しているが、正確な日付は未定だ。
このETFは1934年証券取引所法に基づいて登録され、連邦証券規制を遵守する。
一方で目論見書では、XRP固有のボラティリティや規制の不確実性、価格操作への潜在的なエクスポージャーといったリスクが強調されている。
今回の承認は、ワシントンD.C.で開催中のクリプト・ウィークと時期が重なった。
同イベントでは仮想通貨に好意的な法案が議論されており、規制明確化への期待感が市場に広がっている。
承認に先立つ1週間で、リップルの価格は27%以上急騰し、一時3.02ドルに達した。
その後は2.90ドル付近で安定している。
アナリストは、この動きをETFへの期待と仮想通貨の普及に対する信頼感の表れとみている。
しかし、8月に判決が予定されているリップル社と米SECの訴訟の行方が、リップルの将来とETFのパフォーマンスにとって重要な要因であり続けている。
ProSharesは逆張り戦略として、-1倍のShort XRP ETFと、-2倍のUltraShort XRP ETFという2つのインバースETFの提供も計画中だ。
今回のレバレッジ型ETFの登場は、投資家にとって新たな仮想通貨投資の選択肢を広げる。
また、将来の価格上昇が期待されるリップルの動向は、今後も市場から注目され続ける。
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