関税政策でBTC8万ドル割れ、新ミームコインは500万ドル調達
08.04.2025 20:08 1 分で読了 Kasumi Kamiyama
ビットコインは7日、トランプ大統領の関税政策の影響を受け8万ドル（約1,176万円）を割り込んだ。
トランプ関税政策とビットコイン価格の下落
仮想通貨（暗号資産）市場の代表格であるビットコイン（BTC）は、トランプ大統領が発表した関税政策による不確実性を背景に、重要な心理的節目である8万ドルの水準を下回った。
この価格下落は、政治的要因が仮想通貨市場にも直接的な影響を及ぼすことを示している。
トランプ大統領の関税政策は、中国やメキシコをはじめとする主要貿易相手国に対する高関税を提案するもので、これにより国際的な経済の不確実性が高まっている。
投資家はリスク資産からの資金移動を進めており、ビットコインもその影響を受けている。
BTC Bull Token（BTCBULL）のプレセール成功
一方、仮想通貨市場の一角では明るい話題も見られる。BTC Bull Token（BTCBULL）は、ビットコイン価格が下落する環境下でも約500万ドル（約7億3,500万円）のプレセール資金調達に成功した。
BTCBULLは、ビットコインとミームコインの特性を組み合わせた新しいトークンだ。このトークンは、ビットコイン市場の強気（ブル）相場を象徴するマスコットをフィーチャーしており、ビットコイン価格が下落する局面でも投資家の関心を集めることに成功した。
仮想通貨市場の今後の見通し
トランプ政権下での経済政策がどのように展開されるかは、今後の仮想通貨市場にとって重要な要素となる。関税政策やインフレ対策、ドル政策などが、ビットコインをはじめとする仮想通貨の価格動向に影響を与える可能性がある。
ビットコインが8万ドルを割り込んだことは短期的には弱気シグナルとなるが、BTCBULLのようなプロジェクトへの資金流入は、投資家の仮想通貨市場への長期的な信頼が依然として強いことを示している。
専門家らは、政治的不確実性が続く中でも、仮想通貨の技術的基盤と採用が進む限り、長期的な成長トレンドは維持されるとの見方を示している。
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