ビットコインETFが好調｜新しい仮想通貨が10億円超の調達

ビットコインETF市場が好調で機関投資家の関心高まる。新しい仮想通貨のBTC Bull Tokenが10億円超の調達で期待。

米国の現物ビットコイン上場投資信託（ETF）市場はこのほど、活況を呈している。

ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト（IBIT）は6月16日から20日の間に10億2000万ドルという驚異的な純資金流入を記録。

この流入は機関投資家による新しい仮想通貨への需要の高まりを如実に示しており、規制されたプラットフォームでのビットコイン（BTC）供給を大幅に引き締める要因となっている。

機関投資家が支える新しい仮想通貨市場の基盤

現在、全米ビットコインETFはビットコイン総供給量の6.12%を保有しており、その中でもブラックロックのIBITは3.25%を占めている。

これは設立から1年半という短期間での驚異的な成果だ。

2024年1月11日のローンチ以来、IBITは世界第23位のETFにまで成長し、2025年には世界トップ4のETF流入額を記録している。

競合他社との比較でも、IBITの優位性は明確だ。

フィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド（FBTC）が120億ドルの流入を記録する一方、IBITは370億ドル以上の流入を達成し、3倍以上の差をつけている。

この格差は機関投資家がブラックロックのブランド力と運用実績を高く評価していることを示している。

新しい仮想通貨投資の形として、ETFは個人投資家にとっても魅力的な選択肢となっている。

直接的な暗号資産の保管や取引所での売買に伴うリスクを回避しながら、ビットコインの価格上昇の恩恵を受けることが可能だ。

強気相場が生み出す新しい購入機会

ビットコインETFへの資金流入が続く中、ビットコインのエコシステムに連動する新しい仮想通貨プロジェクトも注目を集めている。

その代表格がBTC Bull Token（BTCBULL）と呼ばれるイーサリアム（ETH）ベースのミームトークンだ。

BTCBULLは、ビットコインの価格上昇から間接的に利益を得ることを目指すユニークなプロジェクトである。

ホワイトペーパーによると、BTC Bull Tokenはビットコインの25万ドル以上への上昇を後押しする、止められない力を表すミームトークンと定義されている。

プロジェクトの最大の特徴は、ビットコインが特定の価格目標（15万ドル、20万ドルなど）に到達するごとに、保有者に対して実際のビットコインをエアドロップする点にある。

現在先行トークン販売段階にあるBTCBULLは、すでに730万ドル以上の資金を調達し、投資家から強い関心を集めている。

プロジェクトは年率80%という高いステーキング報酬も提供しており、2年間にわたってイーサリアムブロックあたり399.54BTCBULLトークンの報酬を配布する計画だ。

このプロジェクトはSolidProofとCoinsultによるセキュリティ監査を完了しており、透明性の高いスマートコントラクトで運営されている。

話題性だけでなく、ビットコインの成長と連動した具体的な報酬メカニズムが、他のトークンとの差別化要因となっている。

新しい仮想通貨の選択肢として、BTCBULLはビットコインの将来性に投資しつつ、追加的なリターンを狙いたい投資家にとって興味深いポートフォリオの多様化手段となる可能性がある。

BTCBULL公式サイト｜X（旧Twitter）｜Telegram

Hideaki Wakabayashi

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。