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米決済大手、独自ステーブルコイン「FIUSD」発表|ソラナ活用

24.06.2025 7:52 1 分で読了 Kaiki Tsuchioka
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米決済大手、独自ステーブルコイン「FIUSD」発表|ソラナ活用

金融テクノロジー大手Fiservが、新ステーブルコイン「FIUSD」と関連プラットフォームを年内に発表。ソラナやサークル社と提携する。

米ナスダック上場の決済企業ファイザーブは23日、新たなステーブルコインFIUSDを含む、デジタル資産プラットホームを年内にローンチすることを明らかにした。

新しいステーブルコインおよびプラットフォームは2025年後半までに、同社のグローバルネットワークに加盟する1万以上の金融機関と600万以上の加盟店で利用可能になる予定だ。

ソラナを活用

FIUSDの実現には、複数の戦略的パートナーシップが重要な役割を担っている。基盤となるブロックチェーンには、その効率性と拡張性からソラナ(SOL)が採用された。

また、ステーブルコインのインフラと規制遵守の専門知識を持つパクソスや、USDCの運営で知られるサークル社が協力する。

さらに、決済大手PayPalとの連携も拡大し、FIUSDが国境を越えた支払いや請求書処理、加盟店向けソリューションでの活用を視野に入れている。

クレジットカードネットワークとの協力も、法定通貨と暗号資産(仮想通貨)の相互運用性を高める見込みだ。

規制準拠した設計

FIUSDは銀行規制を遵守する「銀行フレンドリー」な設計が特徴で、金融機関が抱える資本効率への懸念に対応している。

Fiservは、ステーブルコインの補完的な手段として「トークン化預金」の活用も検討中だ。これは、銀行の預金をトークン化された資産に変換することで、資本コストを削減できる可能性がある。

背景には、24時間365日可能な決済や、国際間取引における摩擦の軽減といった、ステーブルコインに対する市場の需要の高まりがある。

銀行業界では、デジタル資産が主流となる経済で顧客を維持するため、インフラを近代化する競争が激化している。このプラットフォームは、海外市場への展開も目指しており、ユースケース拡大に向けた協議が進行中だ。

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。

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