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米予測市場カルシ、ソラナ対応で仮想通貨入金オプション拡大

24.05.2025 12:09 1 分で読了 Maiko Harimoto
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米予測市場カルシ、ソラナ対応で仮想通貨入金オプション拡大

米規制下の予測市場プラットフォーム「カルシ」が、ソラナを含む4種類の仮想通貨入金に対応。従来の銀行振込より高速な取引環境を提供開始。

米国で規制を受ける予測市場プラットフォームのKalshi(カルシ)は23日、新たにソラナ(SOL)による入金サポートを開始した

これにより、同プラットフォームではビットコイン(BTC)、テザー(USDC)、ワールドコイン(WLD)と合わせた4種類の暗号資産(仮想通貨)で入金が可能となる。

カルシは従来、銀行振込やデビットカード、電信送金による入金に対応していた。 一方、仮想通貨オプションの拡充により取引速度が向上し、入金上限の柔軟性が確保された。

同社によれば、仮想通貨での入金は法定通貨による方法と比べ、より迅速に取引処理が完了するとのことだ。

ソラナ追加の戦略的意図

今回のソラナ対応は、急成長するソラナエコシステムの勢いを取り込む狙いである。 カルシは競合の予測市場プラットフォーム「ポリマーケット」との競争激化を背景に、多様な仮想通貨ユーザーの獲得を目指している。

同プラットフォームでは、ビットコインやイーサリアム(ETH)の価格予測など、仮想通貨関連の契約取引が可能だ。 CFベンチマークス社のリアルタイム指数により、複数の取引所データが毎秒集約されている。

この仕組みにより、米商品先物取引委員会(CFTC)の規制要件に準拠した正確な価格指数が提供される。

成長続く予測市場への期待

カルシの取引量は着実に成長している。 月間取引量は1300万ドルに達しており、2024年10月には2600万ドルのピークを記録した。 この動向は、予測市場への関心が高まっていることを示している。

同社は信頼性の高いインフラパートナーとの提携を通じ、規制に準拠した安全な市場環境の構築を重視している。 今回のソラナ対応により、幅広いユーザー層への訴求力が強化され、仮想通貨フレンドリーなプラットフォームとしての地位確立を図る狙いである。

仮想通貨市場のトレンドを正確に捉え、ビットコインをはじめとする主要銘柄の動向を継続的に追っています。Web3.0領域に特化したコンテンツ制作に長年携わり、専門的なテーマでも読者にとってわかりやすく、有益な情報をお届けします。

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